建設前はいろいろ反対意見も多かった京都迎賓館ですが、今ではすっかり御苑に馴染んでいます。私たちの迎賓館の縁と言えば、西側入口の前の桜の写真を撮るために塀に近づいたところ警報音が鳴って宮内庁警察の車がすぐにやってきました。事情を説明し、さらにカメラのシャッターも押してもらった、というくらいです。
一般参観に申し込み見事抽選に当たりましたので、「今日は隅から隅まで撮影してやろう!」と意気込んで南門をくぐりました。
あにはからんや、門をくぐったとたん撮影禁止です。撮影できるのは床に貼られた黄色いテープの内側だけです。原則、屋外は撮影禁止のようです。空港並みの厳重な持ち物チェックを経て中に入りました。
下の写真は最も広い「藤の間」晩餐室です。人間国宝の方が作られた巨大な西陣織のタペストリーが壁面を飾っています。
天井照明はひとつひとつ独立に上下できる、また6カ国語同時通訳できる設備が中2階に設置されている、等の説明がありました。
・[385] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「中京区」ページに
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