京都観光案内「京都日めくり・絶景ウェブログ」
今年、当サイトを訪問してくださった皆様にお礼申し上げます。 今年も京都をあちこち歩き回りました。祭事もたくさん観て来ました。また、念願のイギリス・コッツウォルズとケンブリッジにも行くことができました。 一方悲しい出来事。くーちゃんが11月に急逝、ZauCatsファミリーがひとり減ってしまいましたがファミリー・ロゴ(右)は6名のまま変更しない予定です。トップページにもくーちゃんはそのまま。永遠の家族ですから。 今年は残念ながら京都で新年を迎えることができません。我が家はこれから自宅で年越しそば、そして深夜の初詣にでかけます! では皆様、良いお年を! |
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●2010.12/31 京都、真如堂の新しいお庭「随縁の庭」
今年7月に新しく作庭された真如堂のお庭「随縁の庭」の完成にニュースを聞いて、早速拝観! と2回訪問しましたが、最初は拝観時間の終了、2度目はイベントがあって拝観できませんでした。 3度目の正直、拝観終了前のぎりぎりの時間に滑りこむことができました。 真如堂の訪問は夕方になることが多いので仕方ないことかもしれませんが。 |
新しい「随縁の庭」を作庭されたのは重森三玲氏のお孫さんである重森千青氏です。立石を中心に白砂と幾何学的な模様の配置は脈々と受け継がれていますね。 紅葉の季節は茶所が営業していますが、我が家が訪問する時間だとすでに店じまい。代わりに迎えてくれるのはニャンコたち。今回はチョコちゃんとクロちゃんでした。ミーコは見当たらず。 ・絶景かな! 京都そぞろ歩き 「左京区」ページに「真如堂・四季のうつろい 随縁の庭」をアップ |
来年は卯年ですから「卯」にちなんだものをひとつご紹介します。 上賀茂神社を初詣しますと赤い楼門の柱、左右にちょっと変わったものが飾りつけてあることに気づきます。これは「卯杖(うづえ)」と呼ばれるもの。 |
中が空洞になった空木を二本、上部には山立花(やぶこうじ)・石菖蒲(せきしょうぶ)・紙垂(しで)をはさんで日蔭蔓(ひかげのかづら)をかざります。 もとは宮中における厄除けを目的としたもの。これを現在まで伝えているのは上賀茂神社のみです。 その年の最初の「卯」の日に(来年は1月12日)「初卯神事」がとり行われます。 また小さなサイズの「卯杖」が参拝者に授与されます。 |
京都に訪問する前に綿密な計画を立て、1分1秒を惜しんで神社仏閣を駆け巡る、というのがこれまでのスタイルだったように思います。 ところが主要な社寺、観光名所をひと通り歩き尽くして、次の興味は京文化に触れること、今年は祭りを観たり、街をゆっくり歩くことも多くなりました。 洛中の大路小路を散策していて、喫茶店で疲れを癒す機会も増えてくると思います。京都は学生の街だからかどうかわかりませんが個性的な喫茶が大変多い。今日の掲載もそのひとつ、マエダコーヒー明倫店です。 イノダコーヒ、フランソワ、築地、e-fishなどは観光地のひとつとして訪問しましたが、のんびりとした時間を過ごすという本来の目的ではありませんでした。 |
以前に一度セミナーを受講するために訪問したことのある明倫館(廃校した小学校の建物を利用した京都芸術センター)ですが、この1階の教室?にマエダコーヒーがあります。 夕食の帰りにおいしいコーヒーが飲みたくなって立ち寄りました。これまで「あくせく型」だったためか、まだ喫茶店でのんびり過ごすスタイルは身についていませんが、徐々に慣れていきたいと思います。雑誌や新聞を読んだり、ウォーキングルートの下調べをしたり、、。 ・[551] 絶景かな! 京都そぞろ歩き トップページの「miniグルメ」コーナーに「マエダコーヒー明倫店」をアップ |
法蔵禅寺は鳴滝にあって、「京都地検の女」で有名になった西寿寺に向う狭い道の途中で左に折れてすぐのところにあります。 黄檗宗の小さなお寺ですが、江戸時代の陶芸家、尾形乾山が窯を開いた場所として知られています。 |
お寺の山門前には石碑が建てられ、その由緒が説明する駒札も建てられています。乾山は13年間、ここで窯を営みましたが、のち、二条に窯を移転、さらに20年後、京を離れます。 ・[550] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「右京区」コーナーに「法蔵禅寺」をアップ |
実相院にほど近い石座神社(いわくらじんじゃ)は日本の最も古い形の神社です。巨岩に神が宿る、としてこれを崇拝する古来からある磐座(いわくら)信仰ですね。 かつては西河原町にあった石座明神が石座神社でしたが、971年に現在地へ勧請されました。千年前の話ですよ。気が遠くなりますね。 |
ここ石座神社は毎年10月23日に近い土曜日の未明には火祭りが行われることで知られています。かつてこの地で猛威を振るっていた大蛇を退治するために、住民が松明を神前に灯したのが始まり。なんと夜中の3時から松明が灯されます。参加するには気合が必要! ・[549] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「石座神社」をアップ |
(以前に撮影した写真の掲載が続いています。)御蔭神社は上賀茂神社の祭神が降臨したところ。八瀬にあります。 毎年、葵祭に先立つ5月12日、御影神社から神霊を本宮である下鴨神社に迎える御生神事(御蔭祭)が行われます。葵の葉を付けた神職ら約150人が神馬(しんめ)とともに参列を連ねて下鴨神社と御蔭神社を往復する日本最古の神幸列でしたが、現在は車の往来も激しく、途中の移動は車を使っています。 御蔭神社はふだん参拝客のほとんどない寂しい神社。参道は薄暗くて怖い感じでした(下写真)。 |
「御蔭通」は下鴨神社南端から東に向かう通り。これは御蔭祭の際に神幸列が通ったことに由来しています。今は神幸列のルートが変更され、名前だけが通り名として残りました。 ・絶景かな! 京都そぞろ歩き「トップページ」に「京都小路探索・御蔭通」を掲載しています。 ・[548] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「御蔭神社」をアップ |
(以前に撮影した写真の掲載が続いています。)宝幢寺には南側からアプローチしたため山を越える感じで分かりにくかったのですが、叡山電鉄・三宅八幡駅からだと住宅地の先にあってすぐなんですね。 位置としては赤山禅院の北500mのところです。観光客にとってまったく無名の寺院ですが、なかなか立派です。 |
宝幢寺(ほうどうじ)は1634年、旭移(きょくい)上人による創建と伝えられます。8月19日の夜、境内で行われる「上高野念仏供養踊」は有名。大正末期に中断しましたが、近年復活しました。 ・[547] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「上高野の宝幢寺」をアップ |
来年の干支は「卯(うさぎ)」ですね。この季節にニュースで取り上げられるのは今年の「寅」から「卯」への引き継ぎ式。 京都では厄除開運の「洛陽十二支妙見めぐり」がポピュラーですが、「寅」は修学院の道入寺、「卯」は哲学の道の近い「霊鑑寺」です。12月11日、引き継ぎ式は霊鑑寺で執り行なわれ、妙見菩薩の象徴である宝剣が引き渡されました。 |
霊鑑寺は観光名所ですが道入寺花のないお寺。道入寺がニュースに取り上げられるといっても干支ですから12年に一回ですね(^^)。道入寺は比叡山への登山道・雲母坂(きららざか)沿いに1646年建立された小さな寺院です。 ・[546] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「修学院の妙見さん・道入寺」をアップ |
嵐山・大堰川の南岸を少し上流に登ったところ、あたらしくオープンした「星のや」の少し手前です。 ここから対岸の眺めが素晴らしい。(対岸側からこちらを眺めても、同様に素晴らしいのですが。) このあたりの大堰川(保津川)の流れは穏やか。水面に対岸の紅葉が映っていて、2倍の紅葉が楽しめます。 ・絶景かな! 京都そぞろ歩き「右京区」コーナーに「嵐山の紅葉」をアップ |
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ランチはこれで2度目です。嵐山訪問時の食事処として、今後もここをリピートしそうな感じ。リーゾナブルな価格で京料理を、と祇園で修行されたご主人が始められたこのお店、味はなんとも上品です。 お昼時は長い行列ができる人気店になりました。私たちはランチが始まる11時30分に入ったところ、一番乗りでした! |
名物の一つはやはり湯葉料理でしょう。写真は「ゆばあんかけ丼」です(1000円)。この次は絶対に「ゆばづくし御膳」にしよう、と心に誓って、「ごちそうさま!」 ・[545] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「グルメ」コーナーに「旬彩風樺でランチ」をアップ |
京都の演劇のメッカは「南座」、先日、某歌舞伎役者が事件を起こしてマスコミを騒がしていますが、南座は歌舞伎に、芸子さん、舞妓さんの踊りの舞台に、演劇に、全国規模の知名度ですね。 今回はみぃさんの写真レポートです。「顔見世」前に公演されていた「山村美紗・京都花灯路恋の輝き」を観劇したときのもの。観客席に通じる通路はこんな感じ。 1階席は平坦、花道が設置されているのが特徴。回り舞台は南座もパラディウムも同じ。またお弁当を食しながら観劇できるのは和式スタイルでしょうか? |
ロンドンといえばミュージカルのメッカ、定番の演目が超一流のアクター達によってロングランを続けています。ここ「London Palladium」もその舞台の一つです。 今回のロンドン訪問で「ミュージカル・Sister Act」を観てきました。ストーリーは映画「天使にラブ・ソングを」で有名ですね。観客席に通じる通路にはバーと売店がありました。 1階席、2階席、3階席、そしてサイドのボックス席。構造は南座と同じですね。1階席にも傾斜がつけられているのが南座との違い。席の前後間隔はとても狭かった。中程の席に入るには途中に座っている人全員に立ってもらわないと入れません。 |
黒谷さんと真如堂の連絡道は以前は泥道でぬかるんでましたが最近整備され石畳風に舗装されました。その途中にある赤い三門の「栄摂院」は隠れた紅葉の名所です。 先週の訪問時、紅葉の名所の本家である真如堂はやや終わりに近づいていましたが、栄摂院は真紅でした。 |
内門を入ってすぐ右手のカエデが特に赤く染まっていて散り始め。その下に広がる苔の絨毯上に散りばめられた散り紅葉をみて、居合わせた観光客の皆さんと一緒に「おおっ!」と感嘆の声を上げました。 ・絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「栄摂院の紅葉」をアップ |
●2010.12/11 イギリス・コッツウォルズのボートン・オン・ザ・ウォーター
ボートン・オン・ザ・ウォーターは「リトル・ヴェニス」として紹介されるコッツウォルズでも人気の村です。 町の中央を流れる清らかなウィンドラッシュ川、その両側は広い芝生広場、道路を挟んで並ぶ様々な土産物店。観光地としての条件を備えていますね。「モデル・ビレッジ」というボートン・オン・ザ・ウォーターの町を9分の1の大きさで再現したミニチュア・タウンがあります。 |
その一画に9分の1のさらに9分の1、つまり81分の1で作った超ミニチュアがありました(黒い柵の中)。驚くべきことに、さらにその9分の1、すなわち729分の1のさうずの超超ミニチュアがありました!(手前の水色の一角) おもしろがってZauCat氏は撮影に夢中。 ・絶景かな! 「海外」コーナーに「コッツウォルズのボートン・オン・ザ・ウォーター」をアップ |
12月6日の日めくりに掲載した散り紅葉、場所は後日にご紹介ということでしたが、答えは天竜寺でした。 訪問した12月初頭は紅葉のピークも過ぎていて、紅葉名所と言われる寺院のカエデは散ってしまったか、あるいは赤みが薄れ、散り紅葉も色あせ始めていました。ところがここ天竜寺だけは真っ盛り。 |
北門にほど近い、散策道脇の小さな池の水面が、小さめのモミジの葉でびっしり覆われていた写真が「12月6日の日めくり写真」です。12月2日の訪問でした。ウイークデーにもかかわらず、多くの参拝者で賑わっていました。 ・絶景かな! 京都そぞろ歩き「右京区」コーナーに「天竜寺の紅葉」をアップ |
●2010.12/09 イギリス・コッツウォルズのバイブリー
ウイリアム・モリスの「イングランドで一番美しい村」という言葉であまりにも有名になった田園の中の小さな村です。 コッツウォルズには数多くの村があって、どこもライムストーンの郷愁あふれる民家が並びますが、ここバイブリーの「アーリントン・ロー」(左写真)は世界中に紹介されて大変有名になりました。 |
ツアーバスに揺られてバイブリーに到着して、「あれっ、これだけ」と思うくらいこじんまりとした村です。しかし、手を十分をかけているにもかかわらず、自然のままに見せる箱庭的な美しさは京都の庭園に通じるものがあります。ここでのんびり出来れば時計が止まってしまいそう。 ・絶景かな! 「海外」コーナーに「コッツウォルズのバイブリー」をアップ |
●2010.12/08 「Memories of Coo」くーちゃんの思い出写真集+京都の散り紅葉3
くーちゃんの思い出写真集 Part6(2010年1月から) を掲載しました。 今回の京都、ベストショットその3です。真如堂の参道にて、夕刻の薄暗い時間です。昼間はごった返していましたが17時を過ぎるとひと気がなくなり、落ち着いたいつもの真如堂に戻りました。明るい時間に見るとモミジもかなりくすんだ色でしたが、薄暗くなると赤みが増して見えますね。光のトリック。12月1日撮影。 |
●2010.12/07 「Memories of Coo」くーちゃんの思い出写真集+京都の散り紅葉2
くーちゃんの思い出写真集 Part5(2008年4月から) を掲載しました。 今回の京都、ベストショットその2です。真紅のモミジが変色せずに苔の絨毯の上にびっしり。これを見つけたとたん「うわぁー!」と歓声を上げました。黒谷さんの塔頭、栄摂院にて。12月1日撮影。 |
●2010.12/06 「Memories of Coo」くーちゃんの思い出写真集+京都の散り紅葉
くーちゃんの思い出写真集 Part4(2005年11月から) を掲載しました。 先週、京都に行ってきたときのベストショット1です。紅葉の名所はほぼピークを過ぎていましたが、見事な散り紅葉を見ることができました。これを撮影した場所は後日ご紹介します。 |