有栖川宮旧邸は烏丸通、地下鉄「丸太町駅」から3分ほど上がったところです。いつも京都御所の一般公開に合わせてこちらも公開されます。今回の訪問はその1週間前でした。公開を予告する看板が門前に置かれ、また門脇の有名な枝垂れ桜も開花直前、しかも雨。最悪のタイミングでの訪問でした。ピンポイントで旅行日程を合わせられないのが遠隔地からの旅行者の辛いところ。
公開前の有栖川宮旧邸を上空から。いや、隣のパレスサイドホテルに宿泊したところ、幸運にも最上階の南側でしたので、上から眺めることが出来ました。手前が書院造りの有栖川宮旧邸、向こうが煉瓦造りの聖アグネス教会。左手に広がる茂みは京都御苑です。
このしだれ桜は醍醐寺三宝院にあった実生の桜をこちらに移植したものだとか。秀吉が醍醐寺で花見の宴を催した当時の桜の子孫にあたることがDNA鑑定により判明しました。
建物の西側(右側)と南側(向こう側)に庭園がありますが、小川治兵衛の庭は南側です。この位置からはよく見えません。
烏丸通に面した平唐門は1912年、三井亭の表門として建設されたものですが、その後、再願書が購入しこちらに移築しました。国の登録有形文化財です。
「有栖川宮旧邸」 拝観レポート
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