大徳寺の塔頭のひとつ「龍源院」、正月元旦の参拝です。場所は東側、参拝総受付の門を入り、すぐに左に折れたところです。大徳寺山中にいくつかある名底のひとつ「東滴壺(とうてきこ)」や「一枝坦(いっしだん)」があり、年中公開しています。
一般的に、市民も観光客も元旦は神社に初詣でしょう。境内はさすがに観光客は少なく、新年の挨拶に向かう塔頭の檀家さんが歩いている程度でした。
それほど冷え込んではいませんでしたが、それでも寺院の拝観は靴をぬぐので足が凍えてしまいます。この日の見学者は我が家を除き西洋系の観光客ばかりでした。彼らはさぞかし足が冷たかったろうなと老婆心ながら思います。玄関上がってすぐ左の客室。正座して庭を眺めているのは海外観光客です。
床の間は正月のしつらえ、鏡餅です。
井戸の上にも鏡餅。
方丈前庭園「一枝坦(いっしだん)」、昨年正月の拝観時は雪に覆われていました。
庫裏と方丈の間にある細長い石庭は「東滴壺(とうてきこ)」。
方丈北側の苔庭「龍吟庭(りょうぎんてい)」です。冬場は水分不足で赤茶けていますが、春になれば青々としてくることでしょう。
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「龍源院」 これまでの訪問レポート
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