伊那前岳(いなまえだけ)、標高2,883m。中央アルプス・木曽駒ケ岳の前衛に位置する。乗越浄土からは起伏のゆるやかな稜線伝いに短時間でアクセスでき、宝剣岳の絶景が望める。 |
行程
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「残雪の千畳敷から伊那前岳へ 」写真集 その1
以前から挑戦したいと思っていた残雪期の千畳敷カール(八丁坂)、ついに実現しました。しかしながら新型コロナによる県境をまたいだ移動の自粛があったため、実際に登ったのは移動自粛が解けた翌日、残雪がかなり溶け始めた6月20日です。
<菅の台バスセンターから千畳敷へ>
菅の台バスセンターを出発。9時発の増発便に乗れました。空席もあり、余裕です。時刻表定時初のバスの席が満席になり、積み残しが発生すると、臨時便が随時増発されるようです。
中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ「しらび平」駅まで、すれ違いの出来ない狭い山道をバスは登っていきます。あいかわらずのすごい運転テクニックに驚嘆。40分弱で到着しました。待つことなくロープウェイがやってきました。見上げると上はガスの中、不安です。千畳敷は大丈夫かなぁ。
ロープウェイ乗車時間はたったの7分半、標高差950mをいっきに登っていきます。もちろん、全員マスク姿。
窓の外は真っ白、ガスの中。千畳敷は雲の上でありますように。
千畳敷駅にまもなく到着というところで突然ガスを抜けました。やったぁ! 青空、駒ヶ根ブルー
千畳敷の本日の気象状態です。天候は晴れ、気温摂氏13度、湿度43%。ただし、ふもとはガスに覆われていて、湧き上がりつあります。青空は長続きしないかもしれません。早めの行動が必要でしょう。
<千畳敷カールを眺める>
駅舎から出て千畳敷カールを目の前にして誰もが撮影する絶景です。青空でよかった!
もう一枚。もっと雪が残っていてほしかった。この一週間でかなり解けたようです。でも、贅沢は言いません。これだけ残っていれば十分ですね。雪上歩きが楽しめそうです。
さらにもう一枚。
八丁坂から乗越浄土にかけてのズームです。中央の雪渓上には登山者の行列ができていますね。最上部の雪渓はかなり急勾配のように見えますが。
上部をズームしました。乗越浄土に至る最上部の雪はありません。
これでもか、と、ズーム。どうやら、最上部の雪渓上は歩かず、右の夏道を登るようです。2段目の雪渓は登ります。行列ができています。
こちらは宝剣岳のズームです。
極楽平のズーム。ここからの下りは大きな雪渓があり、トラバースは厳しそう。
今日の目的地、伊那前岳のながめ。湧き上がるガスが不気味です。
さぁ、出発!
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