伊那前岳(いなまえだけ)、標高2,883m。中央アルプス・木曽駒ケ岳の前衛に位置する。乗越浄土からは起伏のゆるやかな稜線伝いに短時間でアクセスでき、宝剣岳の絶景が望める。 |
行程
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「残雪の千畳敷から伊那前岳へ 」写真集 その4
以前から挑戦したいと思っていた残雪期の千畳敷カール(八丁坂)、ついに実現しました。しかしながら新型コロナによる県境をまたいだ移動の自粛があったため、実際に登ったのは移動自粛が解けた翌日、残雪がかなり溶け始めた6月20日です。
<伊那前岳から乗越浄土へ戻る>
下山前に伊那前岳の山頂付近で高山植物を鑑賞。多くの高山植物が開花前の6月下旬ですが、いくつか見つけることができました。まず「ミヤマキンバイ」。
こちらは「キバナシャクナゲ」、ハイマツの林縁に咲いています。
たぶん「ミネズオウ」ですね。
さぁ、雲湧く稜線を下山開始です。
伊那前岳と乗越浄土の標高差はほとんどありませんので、往きも帰りもほぼ同じコースタイムです。
ガスの切れたところから千畳敷駅が見えました。
ガスも晴れてカールが見渡せるようになりました。
乗越浄土の近くまで降りてきました。
乗越浄土の稜線ともこれでお別れ、下山します。3時のロープウェイに間に合うかな。
<下山>
下山開始! しばらくは雪のない夏道です。
ほどなく残雪エリアに入ります。
ここでチェーンスパイクを装着。
ま、これも雪上歩行訓練だと思って、、、。
残雪の斜度は30度くらいかな。急斜面ではありませんが雪質がわるい。
歩きにくいなぁ。
降りているところをしたから見上げるとこんな感じです。
無事、残雪エリアを通過しました。
あとは千畳敷カールをトラバースするだけ。ロープウェイの発車時刻に間に合うよう、急ぎます。(ここから先、あまりに急いで歩いたため、写真がありません。駅に到着したときは3時を過ぎていて結局間に合いませんでした。でもかなりの積み残し客があったようで、すぐに臨時便が運行され、それに乗ることができました。ラッキー!)
<下山後の定番はソースカツ丼>
千畳敷駅に到着したとたん3時10分発の臨時便アナウンスがありました。慌ただしくアイゼンの片付けとトレッキングポールの収納をし終わったところで改札、ぎりぎりでした。「しらび平」に到着後も待つことなくバスへ。
たいへん慌ただしい下山でした。これも稜線上でゆっくりしすぎた反動ですね。反省、、。「菅の台バスセンター」に到着したのが4時前。昼食は軽く済ませたため小腹がすいてきました。迷うことなくソースカツ丼のお店へ! 新型コロナの影響で閉店中のお店が多い中、「明治亭」が営業していました! 駒ヶ根インター店です。
今日は(今日も?)ヒレカツ丼(笑)。いつもどおりのボリューム、ご飯は小盛りでお願いしましたが、丼から溢れんばかり。ご飯を減らした分、キャベツが大幅増量されていました(汗)。
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