唐招提寺は2000年から2009年まで金堂の解体修復が行われていたことは、数多くの特集TV番組で報道されおなじみですね。私たちが前回訪問したのはその真っ最中。今回は修復完成後、初の訪問です。「南大門」です。1960年に再建されました。
南大門から「金堂」までは広い砂利の参道です。かつては中門があったそうです。
「金堂」は国宝です。奈良時代に建立された金堂としては現存唯一のものです。
廬舎那仏、薬師如来、千手観音が祀られています。参拝した日は大変暑かったのですが、中の空気はひんやりしていました。
鴟尾(しび)は創建当初のものでしたが大修理の際に新しいものに交換されました。これを制作するときの苦労話がTVで放映されてましたね。古いオリジナル鴟尾は宝物館に保存されているので見ることができます。
「戒壇」受戒の儀式を行う場所です。建物は江戸時代に消失して以来、再建されていません。
「鼓楼」(奥の建物)は1240年の建立、国宝です。
「鐘楼」は金堂の東西に「鼓楼」と対象位置にあります。
「礼堂」は鼓楼の東側、南北に長い建物です。重要文化財。
「鑑真和上御廟」
門をくぐると盛夏にもかかわらずよく手入れされ青々とした苔庭が広がっていました。
校倉造りの「経蔵」、新田部親王邸の倉を改造したものとのこと。古いですね。
「宝蔵」、どちらも国宝です。
「戒壇」の手前に蓮池がありました。
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