慈照院は相国寺の塔頭のひとつ、相国寺境内の北西に位置し、烏丸通に面しています。
足利義政の墓所であり、慈照寺も慈照院も義政の法号「慈照」からとったものです。
山門は東側に開いています。今回の公開では、写真撮影は庭のみでしたので、写真と説明文とが一致しない部分はご容赦下さい。
導入路の枯山水庭園はまず最初の見どころ。
多くの人がカメラを構え、通路の中央に人が経つと「早く移動してくれないかなぁ。」と、シャッターから指を離します。
白い壁は慈照院に隣接した「桂宮西の墓地」の外壁。
こちらの玄関から上がります。
本殿(客殿)前の庭園です。庭園中央の立派な松は「陸船松」。大きく水平に枝が張り出しています。
庭園を逆向きに眺めます。
右は数寄屋風書院「棲碧軒(せいへきけん)」。
キツネが千宗旦に化けて見事なお点前をしたという茶室「頤神室(いしんしつ)」へは庭を奥に進みます。茶室内には宗旦狐の絵が架かり、また「宗旦狐が逃げるときにくぐったという窓がこれですよ。」と説明がありました。(撮影禁止なので写真はありません。)
めったに拝観の機会が慈照院、今回は19年ぶりの公開とのことでした。
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「相国寺」 の訪問レポート