「青もみじの圓光寺と奔龍庭」

2015年5月16日 撮影
Enkoji Temple, Kyoto - May 16, 2015
kyoto-sozoro.jpg

圓光寺(えんこうじ)、臨済宗南禅寺派、山号は瑞巌山、本尊は千手観音。1601年、開基は徳川家康、開山を三要元佶、学問所として伏見に創建。1667年、現在地に移転。円光寺版と呼ばれる多数の書物を出版した。当寺の木製活字が残されている。紅葉の名所。
 ・京都市左京区一乗寺小谷町13 map
 ・TEL 075-781-8025
 ・アクセス 市バス「一乗寺下り松町」下車徒歩約10分
 ・拝観料 ¥400、開門時間 9:00 - 16:30
 ・駐車場あり、無料

新緑の「圓光寺」です。場所は一乗寺、詩仙堂から歩いて5分ほどのところ。最近は知名度が上がってきたためか、参拝者が増えてきました。

enkoji41.jpg

拝観受付を済ませ、ゆるい階段を登ると目の前に白砂の庭園が広がります。2013年に完成したばかりの枯山水庭園「奔龍庭(ほんりゅうてい)」です。

enkoji41.jpg

白砂を雲海に見立て、そこを一頭の龍が泳いでいます。

enkoji41.jpg

enkoji41.jpg

白雲から龍が頭だけのぞかせています。左手前の石が龍の頭をかたどっていますね。

enkoji41.jpg

では、中門をくぐり、書院に上がって青もみじをながめましょう。

enkoji41.jpg

水琴窟の水鉢にはシランが生けてありました。

enkoji41.jpg

開放された向こうに広がるのは「十牛之庭」。秋は真っ赤に染まり、この地域の紅葉の名所の一つとなりますが、今は青もみじ。苔の緑も手伝って、青一色です。赤い毛氈が良いコントラスト。

enkoji41.jpg

額縁状に眺める青もみじ庭園は素晴らしいですね。詩仙堂と比較すれば知名度はまだまだですが、なによりも、心いくまで静かに眺めることが出来ます。

enkoji41.jpg

enkoji41.jpg

enkoji41.jpg

苔庭に置かれた石像。小僧さんとネズミが二匹。

enkoji41.jpg

しずかな圓光寺、「奔龍庭」と「十牛之庭」でした。

enkoji41.jpg


Ads by Google




人気コンテンツ(絶景かなドットコム・アクセス上位記事から)

Copyright (C) 2015 Zaucats, All Rights Reserved.

back-to-top.jpg
トップへ