新緑の「圓光寺」です。場所は一乗寺、詩仙堂から歩いて5分ほどのところ。最近は知名度が上がってきたためか、参拝者が増えてきました。
拝観受付を済ませ、ゆるい階段を登ると目の前に白砂の庭園が広がります。2013年に完成したばかりの枯山水庭園「奔龍庭(ほんりゅうてい)」です。
白砂を雲海に見立て、そこを一頭の龍が泳いでいます。
白雲から龍が頭だけのぞかせています。左手前の石が龍の頭をかたどっていますね。
では、中門をくぐり、書院に上がって青もみじをながめましょう。
水琴窟の水鉢にはシランが生けてありました。
開放された向こうに広がるのは「十牛之庭」。秋は真っ赤に染まり、この地域の紅葉の名所の一つとなりますが、今は青もみじ。苔の緑も手伝って、青一色です。赤い毛氈が良いコントラスト。
額縁状に眺める青もみじ庭園は素晴らしいですね。詩仙堂と比較すれば知名度はまだまだですが、なによりも、心いくまで静かに眺めることが出来ます。
苔庭に置かれた石像。小僧さんとネズミが二匹。
しずかな圓光寺、「奔龍庭」と「十牛之庭」でした。
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