下京区の粟嶋堂は人形供養のお寺、久しぶりの拝観です。境内の様子をご紹介します。
早朝の訪問でしたが門は空いてました。本堂をはじめとして、前回の訪問からあまり変わってないようです。神社仏閣では時間の刻まれる速度が遅くなるようです。
奉納された人形もかわりなく並んでいました。
本堂の右手奥に寺務所があります。前回は事務所内にたくさんの猫さんがいましたが、今日もいるかな? と、若奥様にお伺いしたところ、奥で寝ているとのことでした。お互い猫好き、しばし、ネコ談義に花が咲きました。
お守りを授与していただきました。「女性守り」です。さらに、猫好き同士のご縁で、ということで、10日前に行われた「柴燈大護摩供」の「ご弊」も下さいました。
粟嶋堂では、年中行事として毎年5月5日、山伏による「柴燈大護摩供(さいとうおおごまく)」が境内で行われます。その時に参拝者に授与されるのがこの「ご弊(ごへい)」です。五色の色紙を十二単のように重ねて作られた色鮮やかな語弊、きれいですね。寺内での手作りだそうです。
裏面にも祈祷文が書かれています。「家内安全・除災招福」のご利益があります。
寺務所の右手から奥に進むと、小さな祠が立っています。
左に生けられた菊の花、ある参拝者が生けられたものだそうですが、すでに数ヶ月経過しているにもかかわらず、いまだに咲き続けている不思議な花だそうです。
境内で見つけた猫さん。これはお寺の飼い猫ではなく、この付近で保護されている地域猫。桜カットがあります。残念ながら近づいてきてくれませんでした。
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