「龍安寺、桜が満開」

2016年6月10日 撮影
Cherry Blossoms in RYOANJI Temple, Kyoto - April 10, 2016
kyoto-sozoro.jpg

龍安寺(りょうあんじ)、臨済宗妙心寺派、本尊は釈迦如来。徳大寺家の別荘だったのを、1450年、管領細川勝元が譲り受けて寺地とし、妙心寺の義天玄承を開山として創建。応仁の乱で消失したが、1499年、勝元の子、政元が再興。1797年再び火災により焼失。現在の方丈は西源院の方丈を移築したもの。前庭は枯山水の石庭として有名。妙心寺の塔頭。
 ・京都市右京区龍安寺御陵下町13 map
 ・075-463-2216
 ・アクセス 市バス「龍安寺前」下車、すぐ
 ・開門時間 8:00 - 17:00 拝観料 500円
 ・駐車場 あり、拝観者1時間まで無料

京都・西北部の紅葉の名所として平野神社、龍安寺、仁和寺がありますが、この3か所を順にめぐるルートがおすすめ。徒歩で半日コースです。満開の桜満喫ルートですね。4月の10日前後がおすすめ。早過ぎると仁和寺が開花前、遅すぎると龍安寺が散ったあと。頃合いはその年の気候によって前後しますのでメディアの桜情報に従ってください。

2016年の、桜が満開の龍安寺をご紹介します。

ryoanji51.jpg

拝観受付を済ませて山門を入ります。拝観順路に従い鏡容池に沿った参道を、まず方丈の石庭に向かいます。鏡容池のほとりは桜の花びらがジュウタンのよう。一眼レフを構える海外からの観光客の隣で、我が家はコンデジ。

ryoanji51.jpg

方丈入口の広い階段を覆うカエデの若葉があざやかな緑色を放っていました。

ryoanji51.jpg

方丈入口の手前を右に折れるとお寺関係者の駐車場。その上を覆う枝垂れ桜が満開。ちょっと寄り道をするだけの価値がある見事な枝垂桜でした。

ryoanji51.jpg

方丈に上がって、有名な石庭です。京都の人気スポットでも常に上位にランキングされ、とくに海外からの観光客に人気です。白砂の石庭と庭石は「禅」のきわみ、方丈の濡れ縁は眺める観光客で鈴なりです。

ryoanji51.jpg

庭園をかこむ塀の中央にピンクの桜が垂れ下がります。この季節のみの特権。

ryoanji51.jpg

ピークを少し過ぎて花びらは半分散っていますが、それでもモノクロームの庭園に色を添えています。(訪問のタイミングが良ければ外塀にしだれかかる満開の桜を眺めることができます。以前に撮影したものをご覧ください。 「2012年撮影 龍安寺石庭と枝垂桜」

ryoanji51.jpg

方丈の拝観を終えて鏡容池を一周する参道に出ます。まっすぐ進んで突き当たった小高いところに涅槃堂、ここから桜苑です。桜の開花シーズンにオープンします。薄紅色一色、満開ですね。

ryoanji51.jpg

ryoanji51.jpg

上も下もすべて桜。

ryoanji51.jpg

中央部が緑色の珍しい八重桜もありました。(その種類は勉強不足でわかりません)

ryoanji51.jpg

桜と椿、淡いピンクと真紅のコントラストです。

ryoanji51.jpg

鏡容池の外周を、対岸の桜を眺めながら一周し、拝観を終えます。今回は車での訪問でしたが、仁和寺など周囲の観光地は軒並み満車状態。ここ龍安寺駐車場はかろうじて駐めることができました。拝観者に限り1時間まで駐車料金は無料です。なお、拝観受付で駐車券にスタンプを押してもらい拝観証明とします。(ハイシーズンは車での参拝は避けたほうがいいですね。)

ryoanji51.jpg


Ads by Google



関連コンテンツ

Copyright (C) 2016 Zaucats, All Rights Reserved.

ABOUT

family.jpg
Zaucat, Yoshicatは京都
検定2級を取得しました

JIJICOOの写真

当サイトはリンクフリーです

back-to-top.jpg
トップへ