唐松岳(からまつだけ)、標高2,696m、北アルプス、後立山連峰の中央に位置する。八方尾根から容易にアクセスでき初心者に人気。日本三百名山。 |
行程
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登山記 二日目
五竜山荘にてご来光を拝みます。そして五竜岳を往復。その後、遠見尾根より下山します。(ひで君レポート、zaucats代筆)
<五竜山荘にて御来光>
5時30分、御来光です!
小屋の周りには御来光見物の登山者でいっぱい。
五竜岳が赤く染まりました。
赤いグラデーションに浮き立つ八ヶ岳と富士山。
そして南アルプス。
五竜岳山頂をズームで。ご来光を拝む人たちでいっぱいですね。暗いうちから山頂を目指して登った皆さんです。お疲れ様。
(ご参考)五竜山荘の朝食です。焼き魚と卵焼き、そして漬物など数種類、御飯と味噌汁です。この付近の小屋食としては平均的でしょうか。
<五竜岳に登頂>
五竜山荘から五竜岳の山頂までほぼ1時間の行程です。途中いくつかローカルピークを越えますが、ほとんどは黒部側を巻いていきますので、勾配のほとんどない、登りやすいルートです。ただし、最後に待ち受ける主峰の登りは岩稜のトラバースになりますので、唯一注意が必要なポイントです。
最初のピークはガレたトラバース。ここは特に問題なし。
ローカルピークの鞍部に来ました。五竜岳の東斜面の向こうに鹿島槍ヶ岳が見えてきました。
登ってきたルートを振り返ってみました。ここまでローカルピークを3つ巻いて来ました。五竜山荘から五竜岳を眺めると、丸みを帯びたピークの連なる山並みですが、逆に眺めるとまるで異なる荒々しい形相です。これはお気に入りのアングル。
最後の登り。間もなく山頂です。(岩稜トラーバース中は写真撮影できませんでした。下山時には撮影できましたのでのちほど。)
山頂で記念撮影。水平線が傾いていますが、撮影をお願いした方に文句は言えないので、、、。なお、水平でない水平線は日本海です。
<五竜岳 山頂からの眺め>
まず南の方角。双耳峰の鹿島槍ヶ岳。鹿島槍の北峰左側に見える遠い山は中央アルプス。北峰と南峰の間にちょこんと頭をのぞかせているのは常念岳。右端は奥穂高岳。
鹿島槍・南峰の右側をズームすると、奥穂高岳と槍ヶ岳。槍の手前、なだらかな山頂は蓮華岳。
その右側。手前に後立山連峰の南部の山々。小さいながら種池山荘も見えています。その後ろに裏銀座コースの稜線。野口五郎岳、水晶岳、鷲羽岳。
大ズームが続きます。順次、視線を右に移していきます。水晶岳(左)から赤牛岳(右)への稜線。赤牛岳山頂の右に黒部五郎岳の山頂のみ見えている。
薬師岳。
左が立山(雄山、大汝山)。中央の少し低いピークは真砂岳、右は別山。雪渓の雪が少ないですね。氷河が消えてしまわなければよいが、、、。
剣岳! 後ろの水平線は日本海。
唐松岳から天狗尾根、さらには白馬三山に連なる後立山連峰。
<五竜岳から五竜山荘へ下る>
五竜岳山頂でたっぷり景観を堪能しました。さあ、下山です。
五竜岳主峰直下の下りは黒部川の岸壁トラバースです。岩稜の斜面中央、少し明るいところに一人立っていますが、あの位置までトラバースします。
こんな感じで。
トラバースを終えれば、あとは気持ちいい稜線漫歩。
五竜山荘に帰着しました。
今登ってきた五竜岳を振り返りました。
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