「唐松岳・五竜岳 登山記」その4

<遠見尾根を下山>
2019年9月14-15日 撮影
Traverse from KARAMATSUDAKE to GORYUDAKE
in Japan Northern Alps - September 14-15, 2019
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唐松岳(からまつだけ)、標高2,696m、北アルプス、後立山連峰の中央に位置する。八方尾根から容易にアクセスでき初心者に人気。日本三百名山。
五竜岳(ごりゅうだけ)、標高2,814m、北アルプス、後立山連峰の中央に位置する。山容は荒々しい。遠見尾根、八方尾根、鹿島槍からの3つの登山ルートがある。日本百名山。


行程



登山記 二日目

五竜山荘にてご来光を拝みます。そして五竜岳を往復。その後、遠見尾根より下山します。(ひで君レポート、zaucats代筆)

<五竜山荘から遠見尾根の下り。大遠見山まで>

8時25分、五竜山荘を出発。遠見尾根を下山します。

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小屋の背後「白岳」に登ったところが遠見尾根の最上部です。ここから長い長い単調な下り。

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尾根の下山を開始します。が、下界が何にも見えませんね。

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唐松岳・白馬岳方向の眺め。稜線東側は湧き上がるガスに覆われました。

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五竜岳もガスで半分隠れてしまいました。夏季特有の現象とはいえ、今日はいつもよりガスの出る時間が早いようです。気温が高めなのかな。

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ガスはダイナミックに湧き上がっているので、時たま視界が開けることもあります。五竜と鹿島槍。右端が五竜山荘。

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遠見尾根のルートは概ねこんな感じ。尾根の最頂部をたどって下っていきます。

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ザレた道もあったり、、、

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階段もあったり、、、

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池もあります。小屋を出発して1時間少し下ったところ、標高2,200mのところにある「西遠見の池」です。

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池のそばで見つけた高山植物。オヤマリンドウ。

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これはミヤマアキノキリンソウ。

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オオカメノキの真っ赤な実。

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<小遠見山まで>

引き続き尾根道を下山します。

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白馬大雪渓が見えました!

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白馬大雪渓をズーム。9月だからでしょうか。下部はかなり雪渓が途切れていますね。

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小屋を出発して2時間20分、中遠見です。

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小屋を出発して2時間35分、小遠見山(2,007m)です。

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ここにも慰霊碑が。

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高木こそありませんが、木が茂ってきて見通しが悪くなってきました。途中「二ノ背髪」、「一ノ背髪」、「見返り坂」のチェックポイントを過ぎれば、間もなく「地蔵の頭」です。

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地蔵の頭に近づくにつれ、下界がはっきり見えてきました。

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<ゴンドラ乗り場まで>

小屋を出発して3時間を経過したところで「地蔵の頭」(1,673m)に到着です。このあたりはロープウェイ利用のハイカーも上がってくる見晴らしの良いポイントです。

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タテヤマウツボグサ。

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見上げると空を舞うものが! ハンググライダーですね。それにしてもたくさん。

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地蔵の頭のケルンです。

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白馬岳方面の稜線も雲の切れ目から見えてきました。

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リフトを使ってゴンドラ乗り場まで降ります。リフト沿いの斜面は高山植物園になっています。

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コオニユリ。高山植物園にて。

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「ALPS360」に到着です。ふもとと山上をつなぐゴンドラの山上駅建物にある展望レストランが「ALPS360」です。冬季はスキー場として賑わいますが、夏の間はゴンドラ「テレキャビン」と先ほど利用した「アルプス展望ペアリフト」が営業し、多くのハイカーが展望を楽しんでいます。

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