白馬岳(しろうまだけ)。北アルプスの後立山連峰にある標高2,932 mの山。杓子岳、白馬鑓ヶ岳とともに白馬三山のひとつ。周辺は高山植物の宝庫。 |
行程 - Itinerary
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活動記録と写真集
1日目は曇天の中、大雪渓を越えて白馬岳へ。曇りで日差しが無かったのは今思えばラッキーだったのかもしれないけれど、稜線に着いてからはガスに覆われ眺望ゼロ。
白馬山荘のレストランで長ーい休止を挟んで白馬岳山頂へ着き、しばらく堪えていると徐々に晴れ間が。劔岳が顔を出してくれました。
(写真とコメント:Hidecat、Webサイト制作:Zaucats)
<お花畑>
稜線までまだまだあります。
【花図鑑】ミヤマキンポウゲ(深山金鳳花、Ranunculus acris var. nipponicus、キンポウゲ科キンポウゲ属)
【花図鑑】キオン(黄苑、Senecio nemorensis、キク科キオン属)と、タカネスイバ(高嶺酸葉、Rumex montanus、タデ科ギシギシ属)
【花図鑑】ミソガワソウ(味噌川草、Nepeta subsessilis、シソ科イヌハッカ属)
【花図鑑】ハクサンフウロ(白山風露、Geranium yesoense var. nipponicum、フウロソウ科フウロソウ属)、虫食い? ちょっと惨めな姿。
もう一息。黒地に黄色や赤文字のなかなか物騒な配色。
【花図鑑】シロバナハクサンフウロ?
【花図鑑】イワギキョウ(岩桔梗、Campanula lasiocarpa、キキョウ科ホタルブクロ属)
ようやく小屋が見えました。
【花図鑑】イブキジャコウソウ(伊吹麝香草、Thymus quinquecostatus、シソ科イブキジャコウソウ属)
【花図鑑】コウメバチソウ(小梅鉢草、Parnassia palustris var. tenuis、ニシキギ科ウメバチソウ属)。ウメバチソウの高山型。
<村営白馬岳頂上宿舎>
村営白馬岳頂上宿舎に到着。今日のお宿です。といってもまだ9:30なので山頂往復します。
…うーん、ガスの中。途中の白馬山荘で時間潰し前提で、荷物を置いて山頂へ行きます。
【花図鑑】タカネシオガマ(高嶺塩釜、Pedicularis verticillata、ハマウツボ科シオガマギク属)、高山植物としては珍しい一年草。
【花図鑑】ウルップソウ(得撫草、Lagotis glauca Gaertn.、オオバコ科ウルップソウ属)、この花は一度覚えたら忘れない。
【花図鑑】イワギキョウ(岩桔梗、Campanula lasiocarpa、キキョウ科ホタルブクロ属)
振り返ると奥に大きな山々。正面は立山〜劔岳のはず。
白馬山荘が現れました。
【花図鑑】ミヤマウイキョウ(深山茴香、Tilingia tachiroei、セリ科シラネニンジン属)
【花図鑑】ミヤマダイコンソウ(深山大根草、Geum calthifolium var. nipponicum、バラ科ダイコンソウ属)
【花図鑑】タカネイブキボウフウ(高嶺伊吹防風、Seseli libanotis ssp. janpnica f. alpicola、セリ科イブキボウフウ属)
<スカイプラザ白馬で休憩>
ひとまず晴れるのを待って休憩。
山賊バーガー
レストランで相当のんびりしてたら、ようやくガスが晴れ始めたので出発。
…そう甘くはない。手前の崖のような場所でもお花畑。
【花図鑑】イブキジャコウソウ(伊吹麝香草、Thymus quinquecostatus、シソ科イブキジャコウソウ属)
【花図鑑】ミヤマダイコンソウ
<白馬岳山頂>
奥に見えているのが山頂
三角点にタッチ!
ガスの中…山頂。長野側はこんな崖なんですね。
待っていたら北の方から晴れてきました。見えているのは富山県の日本海側。黒部市の方?
劔岳と立山も姿を表しました。無事拝めたのでひとまず下山。
松沢さんという方の碑石
【花図鑑】トウヤクリンドウ(当薬竜胆、Gentiana algida、リンドウ科リンドウ属)
遠くにコマクサ
【花図鑑】チングルマの綿毛
【花図鑑】ウサギギクかな? 不思議な色合いです。
【花図鑑】イワツメクサ(岩爪草、Stellaria nipponica、ナデシコ科ハコベ属)
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