白馬岳(しろうまだけ)。北アルプスの後立山連峰にある標高2,932 mの山。杓子岳、白馬鑓ヶ岳とともに白馬三山のひとつ。周辺は高山植物の宝庫。 |
行程 - Itinerary
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活動記録と写真集
2日目、台風が気になるものの、午前中であれば天気が持ちそうな予報だったので、白馬岳を越えて小蓮華岳、白馬大池を経由して栂池へ下るルートへ。
願っても無かった晴天に恵まれ、素晴らしい稜線の眺望を楽しめました。チングルマの綿毛が左右に広がる登山道を後立山連峰を右手に下るという、今までで1番楽しい稜線歩きだったかもしれないぐらい素敵な道でした。
(写真とコメント:Hidecat、Webサイト制作:Zaucats)
<下山>
白馬大池が近づいてきました。ガスが迫りつつある…
これはこれで神秘的
【花図鑑】コマクサゾーンあり
池に着く頃にはガスの中
【花図鑑】とっくに季節は終わったものだと思ってましたが、チングルマのお花
しかも大量!
長らく雪渓があったのでここだけ遅かったんでしょうね。すぐ側に綿毛のチングルマもあったのでとても 不思議な光景。
長らく雪渓があったのでここだけ遅かったんでしょうね。すぐ側に綿毛のチングルマもあったのでとても 不思議な光景。
【花図鑑】エゾシオガマ(蝦夷塩釜、Pedicularis yezoensis、ハマウツボ科シオガマギク属)、周囲はチングルマ
【花図鑑】ミヤマバイケイソウ(深山梅ケイ草、学名:Veratrum alpestre Nakai、ユリ科シュロソウ属)、花は終って種子になっています。
【虫図鑑】手乗りしてくれました。キベリタテハです。
以前尾瀬で見た個体は越冬だからか「黄縁」ではなかったのですが、この子はちゃんと縁黄色いです。
以前尾瀬で見た個体は越冬だからか「黄縁」ではなかったのですが、この子はちゃんと縁黄色いです。
<白馬大池>
白馬大池まで降りてきました。
白馬大池からは様子が急に変わります。大きな石がゴロゴロ。
石伝いに登っていきます。
<白馬乗鞍岳>
乗鞍岳山頂はガスの中。山頂のケルン。
標識はボロボロ
ガスのせいもあるのですが、荒涼とした雰囲気。
去年登った雲の平から黒部源流を経由して三俣に行くルートを思い出しました。
途中雪渓あり。ステップがしっかりあるので、チェーンスパイクは使わず。
延々とこんな道を降ります。足を滑らせてはいけないので神経を使います。
【花図鑑】
【花図鑑】
見るからに滑り易い石たち。
<天狗原>
ようやく解放されました。天狗原へ。
ちょうど晴れてきました。
苦労しながら下ってきたルートを振り返って。
奥に白馬三山がしっかり見えます。
湿原の雰囲気も素晴らしい。
みんなここで小休止。
さっきよりはマシですが、濡れていて滑り易い石混じりの道です。
ふもとの白馬の街並み。
あまり見どころを感じない道で、心を無にして降りました。
文字が禿げていて、水が出ていたので銀清水でしょうか?
ひたすら降ります。こちらからの登りルート、辛そうだなぁ…
<栂池自然園>
栂池の小屋群が見えてきました。
ゴールまであと少し。メタカラコウのお花。
到着。水洗い場があり、靴の泥を落とすことが出来ました。
帰りのゴンドラから。白馬の街並み。麓は晴れています。
八方尾根上部はもう雲の中。
栂池の麓でバスの時間までのんびり。ハンバーガーをたいらげ、そしてビールまで頂きました!
食べたのはここ。お洒落な雰囲気。足湯もありました。
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