「宝剣岳 登山記」その2

2019年8月4日 撮影
MT. HOKEN in Japan Central Alps - Aug.4, 2019
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宝剣岳(ほうけんだけ)、標高2,931m、千畳敷から見上げると尖った二等辺三角形の岩峰は美しい。急峻な岩場が多いため上級コースに指定されているが、危険なところには鎖が設置されている。


行程



登山記 その2

<宝剣岳 登頂>

休憩をとった後、いよいよ宝剣岳をめざして出発します。以前は通常の登山ルートでしたが、現在は上級コースに指定されています。乗越浄土までやってきた一般ハイカーが安易に宝剣岳を登らないようにという配慮でしょうか。今回で4度目の登頂で慣れたコースとはいえ鎖場の連続ですので気を引き締めてアタックします。

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登り始めはなだらかな岩場。山頂までは標高差がたったの70m程ですが、頂上に近づくに連れて切り立っていきます。

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振り返って撮影。宝剣山荘と天狗荘です。コースにはグリーンのロープが張られています。はずれないように注意して進みます。

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まだまだ楽ちん。

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登りの後半、全景です。ロッククライミングですね。

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山頂までずっと鎖場が続きます。

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右の岩の窓を抜ければ山頂です。

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「宝剣岳」山頂です! 標高2,931m

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パーティー全員で登頂記念撮影。「やった、ね!」

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<宝剣岳山頂からの眺望>

山頂から北の方角を眺めると、最も高いなだらかなピークは中央アルプスの主峰「木曽駒ケ岳」2,956m です。その手前は「中岳」2,925m です。左かなたに御嶽山が霞んで見えています。

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ズームしました。左が木曽駒ケ岳、右が中岳。人の大きさで距離感がつかめますね。

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南の方角を眺めました。木曽山脈の稜線が南に続いています。

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極楽平方面をズームしました。

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宝剣岳の頂上から千畳敷カールを見下ろしました。

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乗越浄土から伊那前岳に続く稜線です。中央部の最も高いところは「和合の頭」2,911m 、先端が「伊那前岳」2,883m です。起伏がほとんどなく快適な稜線漫歩が可能なコースですが、なぜか人気がなく、誰も歩いていません。

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<宝剣岳から下山>

宝剣岳の頂上はたいへん狭く、また次々と登っているため長居はできません。記念撮影をすませ、早々に下山開始。

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登りの登山者が徐々に増えてきています。通常、登山路では登り優先ですが、ここでそれをやってしまうと頂上は満杯で身動き取れなくなってしまいます。危険も伴うため、ここは下山を優先させてもらいます。

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宝剣山荘まで降りたところ、千畳敷からガスが湧いてきました。山の天候はいつもこんなものですね。今日は早めの行動で正解でした。

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