木曽駒ヶ岳(きそこまがたけ)、中央アルプスの最高峰、標高2,956m。千畳敷までロープウェイで登れるため楽に登頂できる。日本百名山のひとつ。 |
行程
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木曽駒ケ岳 登山記
Zaucats> 家族全員で登った千畳敷・宝剣岳ですが、年令による体力差は歴然、日頃から山行を続けているHide君は年寄りの2倍の速さで歩けますので、上記「行程」のうち、「木曽駒ケ岳往復」をコースに追加し別行動となりました。
このページではHide君の一眼レフによる木曽駒の写真を中心に紹介し、他の行程の部分もHide君カメラによる上質な写真を合わせて掲載したいと思います。以下、Hide君レポートです。
<乗越浄土へ登る>
駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷に到着。駅舎を出ると目の前にそびえる宝剣岳。今日はあの頂上を目指します。
ぐんぐん高度を上げていきます。彼方には南アルプスの稜線が雲の上に見えています。
乗越浄土に到着! 千畳敷カールを見下ろします。絶景ですね!
道標で記念撮影。「快調、快調! 休憩なしで木曽駒まで行けちゃうもんね!」
<中岳から木曽駒ケ岳へ>
引き続き、中岳の山頂経由で木曽駒ケ岳に向かいます。すばらしい青空、なだらかで広い快適な稜線漫歩ですね。今回こそは360度の眺望とともに山頂を踏めそうです。昨年、一昨年と木曽駒を目指したのですが、どちらも悪天候のためこのような景色を見ることができなかったのです。
中岳山頂ルートはなだらかな登り。あっという間に山頂に到着です。
歩いてきた方向を振り返ります。伊那前岳に続く稜線と、その後ろに南アルプスの稜線が白く見えています。
視線を右に移せば、このあと登る予定の宝剣岳、その後ろには中央アルプスのもう一つの主峰、空木岳、そして南駒ヶ岳。
木曽駒ケ岳です。ゆったりした山頂ですね。手前の小屋は駒ヶ岳頂上山荘です。
木曽駒に登る途中、振り返って三沢岳の方角を眺めました。中央アルプスのもう一つの百名山、空木岳、そしてその右に南駒ヶ岳がくっきり見えています。恵那山も遠くに眺めることができました。
木曽駒ケ岳の山頂に到着です。
山頂は広く、祠がいくつか建っています。北を眺めれば遠く御嶽山が見えています。
木曽駒は信仰登山の山でもあります。木曽駒ケ岳神社、奥の院です。途中、白装束の皆さんとすれ違いました。あの方たちはこちらにお参りされてきたのですね。
木曽駒ケ岳の山頂から南を眺めたこの景色は「中央アルプス絶景ポイント」のひとつ。正面に中岳、右後ろに宝剣岳と空木岳、左後ろには伊那前岳。中岳との広い鞍部には駒ヶ岳頂上山荘。
お気に入りの構図。ズームで。
(ご参考:同じ構図で1978年に撮影したもの。ほぼ同じ位置、ほぼ同じ時間帯に撮影しました。懐かしの写真です。)
<中岳の巻道コース>
駒ヶ岳頂上山荘まで降りてきました。さて、帰路は中岳山頂を通らず右に巻いていくルート(上の写真:右に進むコース)を通りたいと思います。途中、木曽谷に切れ落ちる岩場のトラバースがありますので上級ルートに指定されています。
中岳の西側面を進みます。最初はなだらか斜面のトラバース。
徐々に勾配が増してきます。このあたりで45度斜面のトラバースでしょうか。大きな岩も現れ始めました。
木曽谷側を眺めれば、宝剣岳から三沢岳に伸びる稜線。
こういう場所があるので上級コースに指定されているのですね。北アルプスの縦走コースであればフツーですが、木曽駒にはロープウェイを使った一般ハイカーも入ってきます。こんなところで怪我をされても困りますので安全を見て「危険コース!」ということにしてあるのですね。
岩場のトラバースを終え、賑やかな乗越浄土に戻ってきました。中岳の山頂を経由するコースに比べて、巻道コースは高低差がほとんどありませんが、岩場を通過するところで気を使いますので、コースタイムはほとんど同じでした。宝剣山荘前で他のメンバーに合流し、宝剣岳を目指して出発です。
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