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爺ヶ岳(じいがたけ)、標高2,670m、北アルプス、後立山連峰の南に位置し3峰からなる。良く整備された柏原新道は人気の登山ルート。 |
行程
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登山コースで出会った植物・生物
柏原新道から登り始め、爺ヶ岳を経由して鹿島槍ヶ岳に登頂しました。好天にも恵まれ、登山路脇のたくさんの植物のみならず鳥やサルにも出会うことが出来ましたので写真でご紹介します。写真の掲載順は出会った順です。(ひで君レポート、zaucats代筆)
いくつかの花は未同定です。名称確定には時間を要します。分かり次第、順次掲載していきますのでしばらくお待ち下さい。
<柏原新道で>
カライトソウ(唐糸草) バラ科 ワレモコウ属。ケルンの手前で。

アキノキリンソウ(秋の麒麟草) キク科 アキノキリンソウ属。これもケルンの手前で。

ケルンの脇にて。アザミ(薊)キク科。アザミは種類が多いので正確な名前は特定できませんが。

オオカメノキ(大亀の木)の実は真っ赤です。春に咲く花は真っ白ですが。レンプクソウ科 ガマズミ属の落葉低木。

オオカニコウモリ(大蟹蝙蝠) キク科 コウモリソウ属。茎が暗紫色です。花の形も特徴がありますね。葉は丸く光沢があり、5つの頂点があります。それにしても名称が奇妙キテレツ。

石畳の近くでみつけたキノコ。同定はパスします。

ヤマハハコ?

不明

ガレバにて。チシマギキョウ(千島桔梗) キキョウ科 ホタルブクロ属

ガレバにて。ヨツバシオガマ(四葉塩釜) ハマウツボ科 シオガマギク属。クチバシの長い鳥の頭に似ている。クチバシシオガマかもしれません。

<種池山荘から爺ヶ岳にかけて>
種池山荘を出発してすぐに。チングルマ(稚児車)の実。背景は針ノ木岳。バラ科 チングルマ属

これは花ではありません。葉がオレンジ色に紅葉。

サル! 南峰と中峰との間の稜線にて。松ぼっくりを食べています。

イワヒバリ! 高山帯に棲むスズメ科の野鳥です。


ヒメキマダラヒカゲ 爺ヶ岳にて。本州は1,000m以上のササの生える樹林に生息します。

<冷池山荘から鹿島槍ヶ岳にかけて>
ミヤマトリカブト(深山鳥兜) キンポウゲ科 トリカブト属。有毒です。きれいだからといって触らないように!

ハクサンフウロ(白山風露) フウロソウ科 フウロソウ属

チシマギキョウ(千島桔梗) キキョウ科 ホタルブクロ属

ミヤマシシウド(深山猪独活) セリ科 シシウド属

イブキトラノオ(伊吹虎の尾)タデ科 イブキトラノオ属

マツムシソウ(松虫草) マツムシソウ科 マツムシソウ属。タカネマツムシソウは花びらが丸くて密ですのでマツムシソウとしました。

ヤマホタルブクロ(山蛍袋) キキョウ科 ホタルブクロ属。

<鹿島槍ヶ岳の山頂付近にて>
不明

ガレた登山道になにか動くものを発見。ライチョウでした。全部で5羽確認できました。親子ですね。

ヒナは親鳥とほぼ同じ大きさに成長しています。でもヒナが気になる親鳥。

何を見ているのかな?

<鹿島槍ヶ岳からの下山時>
ミヤマアキノキリンソウ(深山秋の麒麟草)キク科 アキノキリンソウ属の多年草。

ヤマハハコ (山母子)の群落。キク科 ヤマハハコ属。冷池山荘キャンプ場の近くにて。

<冷池山荘から爺ヶ岳を経由して種池山荘へ>
下山時、爺ヶ岳の北峰にて。木のてっぺんにホシガラス。

下山時、爺ヶ岳の北峰にて。これはキノコの一種でしょうか?

下山時、爺ヶ岳の中峰にて。ウラシマツツジ(裏縞躑躅)ツツジ科 ウラシマツツジ属の落葉小低木。紅葉しています。

種池山荘付近にて。ホシガラス

チングルマ(稚児車)の種子です。種池山荘の近くで。

<柏原新道 下山時>
柏原新道の道端で見つけたキノコですが、、、 同定はパスします(汗)。

木の枝先に白い花。

そこにチョウが飛来。なんとアサギマダラ! 長野県の山岳地にもいるんですね。初秋までここで過ごし、その後、南の島に渡っていきます。


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