京都観光案内「京都日めくり・絶景ウェブログ」
寺之内通が堀川通のぶつかるあたり、多くの著名な寺院がありますね。妙顕寺、本法寺、妙覚寺、妙蓮寺いずれも大慈院です。そんななか、中規模の寺院にも見るべきもがたくさんありますよ、この界隈は。
ここは水火天満宮の堀川通を挟んで向いにある寺院ですが知名度は高くないですね。(水火天満宮のほうが有名です。)宇治にも同じ名前の大寺院がありますがこちらとは無縁です。ここは織部寺として知られています。
興聖寺は1603年、古田織部により、虚応円耳を開山として創建されました。織部は信長、秀吉に仕えた戦国武将ですが、茶人としての方が有名です。「織部好み」として名を残しています。最後は不遇の死を遂げましたが境内にはお墓が残っています。写真左は仏殿、右は方丈です。境内は手入れがよく行き届いていました。
・[529] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「上京区」コーナーに「興聖寺・織部寺」をアップ
一作日紹介した善導寺の西隣、地図で確認する限り、西側に隣接しています。善導寺は南にひらいていますが法雲寺の入り口が見当たりません。結局、西側、つまり河原町通り側に参道がありました。
ビルの間の長い参道です。門をくぐると中はひらけていました。どうやら境内は契約駐車場として使われているようです。
歴史的な建物や多くの文化財を抱える寺院は観光寺として拝観料で維持できるのでしょう。また檀家の多いお寺も経営的な問題はないでしょう。
ところがどちらにも恵まれない寺院は生計を立てるために直接現金収入となる貸駐車場という手段もやむを得なくなるのでしょうか。
ここ法雲寺も本堂の周囲すべて契約駐車場となっています。本堂も少し荒れ気味。
お寺の本体はこのように少し貧しい感がありますが、こちらは民間信仰のひとつ「菊野大明神」を寺務所の裏手にかかえ、かろうじて経営を維持出来ているようです。(以上はあくまで私感ですが)
「菊野大明神」は小野小町を百夜通いした深草少将が腰掛けたという石がご祭神。あと一夜で思いを果たせなかった深草少将の念がこもった石。これにちなみ、縁結びと縁切りの御利益があると言われています。寺務所を通りぬけ裏手に出ると小さな建物、その中に祀られています。
・[528] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「中京区」コーナーに「法雲寺・菊野大明神」をアップ
高瀬川沿いに木屋町を上がって、二条通にぶつかったところに善導寺があります。位置的にはホテルフジタの西側、小さな小さな名もない寺院です。
この善導寺という名前は「善導寺灯籠」として知られています。
特徴は、灯籠の火袋(火を灯す部分)の周囲に茶碗、炭斗、火鉢、火著、茶釜、柄杓、 五徳が彫刻されているものです。
・[527] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「中京区」コーナーに「善導寺」をアップ
東西は千本通と七本松通の間、また南北は中立売通と丸太町通の間、お寺がビッシリ並んでいますが祐正寺はその中の一つ。
これまで数えきれないほど京都に通いましたが、このエリアはほとんど未訪問です。通称は「妻取地蔵」、縁結びのお地蔵様です。
このお寺も「通称寺」のパンフレットで知りました。境内は狭くこじんまりと、しかしよく手入れされた庭が作られていました。妻取のお地蔵さまはやさしいお顔でした。
・[526] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「上京区」コーナーに「祐正寺・妻取地蔵」をアップ
昨年訪問した「出水の毘沙門さま」です。正式な寺院名は華光寺。千本通から出水通を西に入ります。
華光寺は「出水の七不思議」でも知られています。秀吉の手植えという「時雨松」と五色の花を付けたという「五色椿」が七不思議の二つでした。「でした」というのは、大正時代にどちらも枯れてしまったからです。
観光的にはあまり有名ではありませんから、建物も境内も地味ですが、本堂に安置されている毘沙門さまは開運厄除けの神として信仰を集めています。
・[525] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「上京区」コーナーに「華光寺・出水の毘沙門さま」をアップ
トップメニューに「山」ページを追加しました。
また、左から2番目にあった「表紙」メニューを削除し、左端の「ZauCatsの絶景かな!」ロゴから表紙を表示できるようにしました。
「山」ページは以前から設置しようと考えていたもの。山は「元祖絶景」ですからね。アナログ写真時代から多くの山に登ってきましたのでかなりの写真ストックがあります。順次掲載して行きたいと思います。
初コンテンツとして、登山ではありませんが以前に登った厳冬の千畳敷カールの写真と、1昨日の南八ヶ岳の写真をアップしました。
清里高原道路にかかる黄色い橋・清里大橋からの眺めは素晴らしかった! これぞ絶景です。目の前に川俣川渓谷の樹海、その向こうに南八ヶ岳がそびえます。
・絶景かな! 「山」コーナーに「千畳敷」をアップ
・絶景かな! 「山」コーナーに「八ヶ岳高原からの南八ヶ岳のながめ」をアップ
先月、比叡山ドライブウェイを端から端まで走りましたが、その時の琵琶湖や京都の絶景写真です。
ドライブウェイの途中に何カ所か駐車場が設置されていて、琵琶湖側、京都側、どちらの眺めも楽しむことができます。
夏場はやはり空気がよどんでいて映像が少し鈍くなっています。秋以降の、空気が澄んでから、もう一度行きたいな。
・絶景かな! 「京都近郊」コーナーに「比叡山からの絶景」をアップ
「なぜ紹介するかって? それは散歩中に偶然見つけたからです。」シリーズです(^^)
寺町通商店街アーケードを三条通から上がっていくと本能寺の少し手前、右側に山門があります。
門をくぐると境内は意外と広く開けています。残念ながら貸駐車場スペースが大部分ですが。
お寺そのものは観光寺院ではなく檀家寺です。偶然北側にあるホテルに宿泊したところ高いところから天性寺を眺めることができました。。
・[524] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「中京区」コーナーに「天性寺」をアップ
先日訪問した薬師寺です。暑さ真っ盛りの訪問でしたので、途中で熱中症にならないか本気で心配しました。
東塔がまもなく解体修理に入ります。そのため2019年までその姿を見ることができなくなりますので行ってきました。東塔の扉も開けてあって内部を見ることができました。同時に西塔も公開中です。
東塔は710年の建立ですから、すでに1300年立ち続けています。法隆寺に次ぐ2番目に古い木造建築なんです。
偶然残っているのではなく、多くの人達に守られて残せるんですね。
・絶景かな! 「奈良」コーナーに「薬師寺」をアップ
広い御池通に面して小さな寺院、明福寺(めいふくじ)があります。大変小さなお寺です。
なぜ取り上げたかって? それは御池通を散歩中に偶然見つけたからです。それだけです(^^)
通用門が空いていましたので勝手に中に入らせていただきました。すると、ビルの一階ですが小さな庭園が作られていて、そこに説明の駒札が立っていました。それによると、こちら明福寺は、かつて都太夫一中(みやこだゆういっちゅう)が住職を務めたお寺だそうです。
中をうろうろしていたところ、不審に思われたのでしょうか、お寺の方が出てきて「何か御用ですか??」「いえ、ちょっとお庭を拝見しているだけで(汗)、、、」庭らしい庭はないのですが苦しい応え、そそくさに失礼しました。
・[523] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「中京区」コーナーに「明福寺」をアップ
唐招提寺は2000年から2009年まで金堂の解体修復が行われていたことは、数多くの特集TV番組で報道されおなじみですね。私たちが前回訪問したのはその真っ最中でした。今回は修復完成後、初の訪問です。
今も大変暑い日がつづいていましたが、訪問した8月17日も猛暑でした。
京都よりもさらに暑いですね、奈良は。樹木が少ないからでしょうか。唐招提寺、そして次に訪問した薬師寺、ともに汗だくの参拝となりました。金堂の盧舎那仏は初の参拝です。薬師如来と千手観音が両脇に並び、前に立つと厳粛な気持ち。堂内の空気もひんやり。
・絶景かな! 奈良ページに「唐招提寺」をアップ
多くの署名な高僧を排出した比叡山延暦寺ですが、これまで東塔と西塔までしか参拝していませんでしたが、今回はじめて横川まで足を伸ばしました。琵琶湖側から奥比叡ドライブウェイ経由、横川に入りました。
東塔から離れているので参拝者がほとんどないと思いきや、シャトルバスを利用しての参拝が多く見受けられました。
東塔、西塔に比較すれば観光的な要素が少なく地味ですが、その分、静かにお参りできます。西国三十三ヶ所の観音石仏が随所に設置されており、巡拝することもできます。時間もなく、暑かったのでパスしました。写真左は「横川中堂」、右は「根本如法塔」です。
・[522] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「京都近郊」コーナーに「比叡山延暦寺の横川」をアップ
日吉大社は国宝・重要文化財の宝庫ですね。建物だけでも16棟あります。久しぶりの国宝建築物拝観、と気合を入れて訪問したのですが、みんな似ている! ということで、東本宮と西本宮の本殿だけしっかり見てきました。
入り口に柵はありませんがお参りするには拝観料が必要です。神社で拝観料を徴収するのは珍しいですね。
日吉大社は、昔は「ひえたいしゃ」と呼ばれ、「日枝」が原字です。比叡山の「比叡」も同じ語源。本体が「日枝大社」から「日枝大社」に変化しましたが、末社である「日枝神社」は全国に3,800社あります。
・[521] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「京都近郊」コーナーに「日吉大社」をアップ