四条烏丸に9時前到着。沿道は既に人垣ができています。昨年は烏丸通の東側で見学しましたので今年は西側で。こちらは巡行に出発する前の山鉾が2列になってズラっと並びます。
「出発はまだかなぁ、、。」手持ち無沙汰の「屋根方」さん。電線などの障害物を避ける係。函谷鉾は今年5番目です。
「今年も暑うなりそやなぁ。」
「ああ、曳方は傘があってええなぁ。わしら、帽子あらへん。」
音頭取りのおふたりは山鉾の操縦士です。スタート、ストップの指示をします。「エンヤラヤー」の掛け声と扇子を大きく振ってスタート。
音頭取りの後ろの前掛けは旧約聖書創世記「アブラハム子イサクの嫁選び」の場面が描かれたタペストリー。2005年までは本物がかけられていましたが、さすがに重要文化財を直射日光に当てるのはまずい、2006年からは複製したものがかけられています。
函谷鉾の順番がやって来ました。曳方の手に力が入ります。大きな鉾は約40名の曳方。
「エンヤラヤーーー」 ギシギシッと音を立てて鉾が動き出しました。さぁ巡行のスタート。沿道から「いってらっしゃーーい」の掛け声。
函谷鉾が出発しました。いってらっしゃーーい。(四条烏丸交差点にて)
続いて巡行6番の「油天神山」が出発です。
7番目の「四条傘鉾」です
昨夜、棒振り囃子を見せてくれた子供たちも出発して行きました。
出発を待つ12番の「木賊山」(てまえ)と13番の「鶏鉾」(うしろ)
鶏鉾の稚児人形
鶏鉾が出発します。
鶏鉾(みぎ)と14番目の「伯牙山」(ひだり)
綾傘鉾が出発を待っています。6名の稚児さんも一緒に歩いて参加。皆さん、5〜6歳の幼稚園児です。
待っているときは椅子に座り、日傘(差し掛け傘という)もあります。これから3時間以上に及ぶ長丁場ですから。
「棒振り」さん。赤熊(しゃくま)をかぶり、顔面は手ぬぐいで覆い、いつも右手を腰に当ててピクリとも動きません。疲れるだろうなぁ。
「お囃子方」
ご神体の金鶏。
|