山科の岩間神社をお詣りして、宮司さんに付近の名所の紹介をしていただいたとき「かんきこうじが近くにありますよ。」と言われて頭が真っ白になりました。
「え!? 歓喜こうじんさん?」
地図で場所を教えていただきその名称が「歓喜光寺」であることを知りました。まったく知識のなかった寺院です。おはずかしい。
さっそく拝観してきました。立派なお寺です。さらに、いただいたパンフレットを読んで由緒のある寺院であることを知りました。
歓喜光寺は六条道場と呼ばれていますが、もとは六条(今の河原町五条あたり)にあった源融の河原院あとにできた時宗六条派の寺院です。ですので六条道場と呼ばれました。
その後、秀吉の京都都市改革に伴い四条に移転、さたに五条東山、そして現在の地に移転してきたのです。歓喜光寺内の神社は四条にそのまま残り錦天満宮となりました。最初の地の名称「六条」は通称名としてずっと継承しています。
・[405] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「山科区」ページに
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