ZauCatsファミリーによる風景写真集です。旅先で出会ったハッとする絶景を写真におさめました。「古寺、花、巨木、壮大な風景、庭園」 見て感動した物はすべて絶景。美しく盛りつけられた料理もあったりします。特に京都はあらゆる寺社を写真に納めたいと思っています。



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更新日誌バックナンバー 2010年7月


●2010.07/31  京都、新日吉神宮

京都駅からだと、七条通を走る市バスに乗って、京都国立博物館の次あたりで下車、智積院の境内北側を西に入る道があります。京都女子大への通学道ですが、これをしばらく進むと、右手に鳥居が見えてきます。これが新日吉神宮です。

もとは、1160年、後白河上皇が法住寺殿(三十三間堂の西隣)の鎮守社として比叡山東麓の坂本にある日吉大社を勧請し、当初は今熊野瓦坂に「今熊野神社」とともに建造したのが始まり。

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本殿正面の左右に、通常は狛犬が守っていますが、ここは狛猿です。もともと、日吉大社は京都の北東、鬼門を守るために坂本に設置されました。いまは「ひよし」と呼ばれていますが、かつては「ひえ(日枝)」と呼ばれていたようです。この古い呼名で東山に勧請したのです。
鬼門を守るといえば猿。京都御所の鬼門の猿も有名ですね。

・[510] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「東山区」コーナーに「新日吉神宮」をアップ

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●2010.07/29  今日もジジとクーの登場です。

今日は荒れ模様、打ち付けるような激しい雨の一日で、ジジは外に出ることができずストレスたまり気味。

左の写真は数日前のものです。午前中は日傘をさして、いつもこんな感じ。ブタさんの蚊取り線香もおいてあります。ジジの日課です。

春生まれのクーチャンは暑さが苦手。午前中はずっと寝ています(その分、夜中に起きていますが、、)

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ロング座布団を居間に置いたところ、さっそくクーちゃんが占領しました。

祇園祭巡行写真は今日で完了。掲載写真枚数は1〜6で約90枚でした。ボツになった写真はもっとたくさんありますが。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-6」をアップ

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●2010.07/28  Happy Birthday、ジジ

今日はジジの14歳の誕生日。夏生まれのジジは夏が大好き。

連日の猛暑にもめげず、午前中は毎日、精力的に玄関先のトカゲを追いかけています。日傘と蚊取り線香付きです。

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昼あたりから疲れて、左の写真のように出窓で昼寝です。スダレを設置したので少し涼しくなったかな?

夜はジジゴンのお誕生会です。バースデーケーキも用意しました! ジジ、いつまでもいつまでも一緒に過ごそうね!

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●2010.07/27  新しいMacがやってきました!

4年ぶりにMacを買い替えました。
IntelMacになる前のMacMini(PowerPC G4) をずっと使い続けてきたのですが、さすがに最近遅さが目立ってきたので、新型MacMiniが発売されたのを契機に、一つ前のモデル(2.53GHz 320GB 4GBメモリ搭載のもの)を安く購入しました。

昨日夕方から、旧機種から新機種にデータを転送を開始。これに、なんと14時間もかかりました。今朝完了です。ネット経由でデータ転送したのが間違いでした。FireWire経由にすればよかった。

新Macへのシステム移行が無事完了して起動チェックしたところ、いくつかのアプリケーションが動かなくなりました。しかたなく最新バージョンに買い替えがいくつか発生しました。

新Macはさすがに軽快に動きます。これまでもたついていた動画も滑らかに動くようになりました!


●2010.07/25  京都、鯉山の茅の輪(収穫品その3)

左の写真は鯉山の茅の輪。ちまきの茅の輪も、どちらも祇園祭にゆかりあるもの。いくつかの会所で厄除けとして売ってました。大きな茅の輪を設置して、実際にくぐることが出来たのは山伏山の会所でした。

右の写真は菊水鉾のストラップ。鉾を拝観するためには粽の購入が条件です(1000円)。

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粽は一家に一つあれ充分ですね、複数買うものではありません。2名で拝観する場合は他に何か購入してください、とのことで仕方なく買う羽目になったストラップ(500円)です。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-5」をアップ

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●2010.07/23  京都、岩戸山せんべい(収穫品その2)

祇園祭宵山の楽しみのひとつ。各会所でそれぞれの山鉾ゆかりの品を購入すること。

左の写真は木賊山のてぬぐい。広げると猫がデザインされています。現在我が家では玄関に飾ってあります。

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右の写真は岩戸山のせんべいです。京菓子老舗「吉富」謹製です。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-4」をアップ

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●2010.07/22  京都、祇園祭のちまき(収穫品その1)

祇園祭の山鉾会所で求めることが出来る「ちまき」は食べることが出来ません。玄関先に下げておく、厄除けのお守りです。逆に食べられるちまきはめずらしく、唯一、黒主山で売っています。

祇園祭は八坂神社のお祭りですが、「厄除けちまき」はこの神社の祭神、「素戔鳴尊(すさのおのみこと)」の古事に由来します。昔々、素戔鳴尊が旅先で一夜の宿を求めました。巨旦将来(こたんしょうらい)は裕福でしたが宿の提供を断りました。一方、貧しい蘇民将来(そみんしょうらい)は素戔鳴尊をもてなしました。

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素戔鳴尊は宿のお礼として「今後、蘇民将来の子孫と名乗り、茅の輪を腰につけていれば疫病から逃れることが出来る」と教えました。のちに疫病が流行ったとき、蘇民将来の子孫は茅の輪により難を逃れました。「茅の輪」の茅が「ちまき」に通じることから、祇園祭の厄除けお守りとして「ちまき」が使われるようになりました。ちまきには必ず「蘇民将来之子孫也」と書かれています。

今年は2カ所でちまきを買いました。左の長刀鉾のちまき。右の写真は菊水鉾のちまきです。これらを玄関に吊り下げ、これから1年間の厄を追い払います。

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●2010.07/20  京都、祇園祭(3)

今日のアップは山鉾巡行12番「鶏鉾」から16番「蟷螂山」までです。

今回初めて山鉾巡行に参加して、当初の予想と違ったこと。

32基すべての山鉾が通過するのに3時間弱かかった! もっとすいすいと進んでいくものと思っていました。考えてみれば辻回しには時間がかかります。待ち時間がかなりあるのですね。そういえば折りたたみ式椅子を持参し、待っているときは皆さん座っている山もありました。

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稚児の「しめ縄切り」は感動的でした。多くの観衆から思わす歓声と拍手がわき起こりました。

予想以上に人が多かった。今年は土曜日に当たったことで、これは事前予想すべきでした。30分前にはびっしり人で埋まりました。

左の写真は鶏鉾。右の写真は蟷螂山、友禅作家である羽田登喜男氏による作品です。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-3」をアップ

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●2010.07/19  京都、祇園祭(2)

今日のアップは山鉾巡行6番「霞天神山」から12番「郭巨山」までです。

「くじ改め」を見ようと思い、堺町まで移動しましたが、早くから場所を確保している多くの観光客にはばまれて(?)見えるところまで近寄ることが出来ません。仕方なく、比較的空いている富小路あたりまで戻りました。

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今年は週末の巡行でしたので例年よりも人出が多かったようです。

左の写真は菊水鉾、右の写真は郭巨山です。見送は「万葉美人に緋桃と菫(すみれ)図綴錦」上村松篁の作品です。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-2」をアップ

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●2010.07/18  京都、祇園祭(1)と足のまめ

祇園祭の宵山は25,000歩も歩いたため足にまめが出来てしまい、また足の裏が痛くなりました。

長江家住宅の屏風祭りを観るために靴を脱いだところで気付きました。古いウォーキングシューズを履いてきてしまった!

新しい靴に替えてからまめが出来たことはありませんでした。ここで結論です。古いウォーキングシューズが足の疲れとまめの原因だった!

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山鉾の巡行を四条通、御池通、新町通の3カ所を渡り歩いて、ほぼすべての山鉾を観ることが出来ました。

今日からその写真を掲載していきます。

山鉾に飾られる懸想はたいへん美しく、同時に美術品としても価値の高いものです。重要文化財に指定されているものも多数あります。左の写真は木賊山、右の写真は函谷鉾です。

・[509] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「歳時記」コーナーに「祇園祭山鉾巡行2010-1」をアップ

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●2010.07/17  京都、祇園祭に行ってきました

京都の蒸し暑さは全国アンケートでもトップの地域です。そんなさ中、祇園祭ピークのイベント「山鉾巡行」は行われます。山鉾を引く皆さん、曳き山に乗るお囃子の皆さん、はさぞかし大変だろうな、と思います。もっとも大変なのは扇を降り続ける「音頭取」のお二人かもしれません。

今日は雨も上がり、久しぶりの好天、陽射しはさんさんと降り注ぎます。観ている私たちも汗だくでした。

さて、祇園祭山鉾巡行は初めての見学です。ある程度予測したものの、やはり見物の場所取りは大変でした。

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そんな中、山鉾巡行開始時の重要な2つのアクションを写真に収めることが出来ました。

左の写真は、急な階段を強力にかつがれて稚児が長刀鉾に登る瞬間。

右の写真は、稚児がしめ縄を切る場面、刀が振り下ろされている、まさにその瞬間です。

昨日の宵山と今日の巡行を2日かけてたっぷり楽しむことが出来ました。これから少しづつ写真を掲載していこうと思います。

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●2010.07/14  京都、下京区松原通石不動之町の明王院不動寺

昨年11月、暴走して来た車によって壊された石不動の三門と外塀が再建されました。

完成したばかり。ピカピカです。車よけのお祓いをしたのかな? ホントに災難でした。

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右の写真は昨年11月の状態。丸裸でした。車の保険で建設費はまかなえたのかな?

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「下京区」コーナーに「明王院不動寺」をアップ

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●2010.07/13  京都、昨日に続き麩屋町の「左近太郎」

昨日に続き「左近太郎」の紹介です。麩屋町(ふやちょう)の左近太郎を先週再訪しました。

前回の食事は大満足でしたので、今回は1ランクアップして3500円のコースをお願いしました。

もちろん大満足です。通された部屋は洋風の落ち着いた雰囲気。少し早めに食事スタート。このように最初は空席でしたが8時前に満席になりました。予約は必須です。

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下の写真はメイン、「ハンガリー産、食べられる国宝?マンガリッツア・ポークのソテー 香草バターと季節野菜のピクルス」。

その後に出される御飯はいつも旬の食材を使った炊き込み御飯です。お客さん毎に小さな鉄ナベで炊いて出されます。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「グルメ」コーナーに「麩屋町 左近太郎」をアップ

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●2010.07/11  京都、木屋町の「温席 左近太郎」

木屋町(きやまち)の御池通上ルには魅力的な食事処がたくさん集まっています。

幾松などの老舗はメモリアルな時に。今回はお手軽にいただける和洋折衷の創作料理のお店「左近太郎」に入りました。

以前に麩屋町(ふやちょう)の左近太郎に伺ったとき、リーズナブルな値段で大満足のメニューでしたので、今回の本店訪問です。

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メニューはまさに和洋折衷、京野菜は積極的に使ってあります。右下のメニューは「スズキと賀茂茄子のオーブン焼き」。

量は少なからず、多からず。適度です。いろんなものを健康的にたくさん食べたい方むけのおすすめレストランです。要予約。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「グルメ」コーナーに「温席 左近太郎」をアップ

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●2010.07/10  京都、青もみじの真如堂

先月(6月)は2度ほど真如堂を訪問しました。

拝観するわけでもなく、ただのんびりと境内を散策します。

今回は本堂左手前の沙羅双樹が満開でした。(菩提樹の花は見るタイミングを逃してしまいました。)

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紫陽花も満開でした。なんといってもカエデが一番の見どころ。あおあおと枝をいっぱいに広げています。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「青もみじの真如堂 2010.6/6」をアップ
・絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「青もみじの真如堂 200.6/27」をアップ

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●2010.07/06  京都、東本願寺・岡崎別院

岡崎神社の西となりにある親鸞聖人ゆかりの寺院です。

かつて、親鸞聖人が29歳から35歳までここに草庵を作り、法然上人のもとに通いました。以来、このあたりは「親鸞屋敷」と呼ばれました。東本願寺・岡崎別院がこの地に創建されたのは比較的新しく、1801年のことです。

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親鸞聖人が越後に流される時、姿をうつして名残を惜しんだといわれる「姿見の池」が下の写真です。大きな写真はこちらをご覧ください。

・[508] 絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「東本願寺・岡崎別院」をアップ

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●2010.07/03  京都、青もみじの蓮華寺

京都には知名度のある寺院として「蓮華寺」はふたつあります。ひとつは仁和寺のそばの五智山蓮華寺。こちらは美しい庭園で知られる上高野の蓮華寺です。

京都市内からやや距離がありますので、比較的静かに庭園を眺めることが出来ます。(入口には「中学生以下の修学旅行生はおことわり」の張り紙有り!)

境内も庭園もみどり一色。

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訪問した6月27日は前日からの雨でたくさんのカタツムリが境内を這い回っていました。京都から奈良にかけて平地に多いのはこの「クチベニマイマイ」です。殻口が紅く染まっているのでクチベニと名付けられたのでしょう。比較的大型です。直径35mmくらい。

・絶景かな! 京都そぞろ歩き「左京区」コーナーに「青もみじの蓮華寺」をアップ

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●2010.07/01  「夏越の大祓」と「水無月」

昨日6月30日は「夏越の大祓」(なごしのおおはらい)でした。

最近は、京都だけでなく日本中の神社で行われるようになりましたね。

半年間の厄を祓う恒例の行事。夏越の大祓には参加できませんでしたが、先週末、一足早く茅の輪くぐりをすませました。

そして、夏越の日、30日には必ずいただくもの、それは「水無月」。今年は京菓匠「鶴屋吉信」で購入。甘さ控えめ、しっとりした味でした。

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