「13番 鶏鉾」
鶏鉾(にわとりほこ):下京区室町通四条下ル鶏鉾町。古代中国の話、尭帝が市内に太鼓を置き、不満があるものは叩くようにおふれを出したが、だれも叩くものがおらず、太鼓に鶏が巣を作った、という故事に由来する鉾です。
「14番 白楽天山」
白楽天山(はくらくてんやま):下京区室町通綾小路下ル白楽天山町。白楽天が道林禅師に仏法の大意を問いかけている場面がテーマ。
「15番 綾傘鉾」
綾傘鉾(あやがさほこ):下京区綾小路通新町東入善長寺町。応仁の乱以前からの古い形を伝える徒歩の傘鉾です。ふたつの大きな古式ゆかしい大傘、棒振り、稚児が特徴。
「16番 蟷螂山」
蟷螂山(とうろうやま):中京区西洞院通四条上ル蟷螂山町。カマキリが手や羽根を動かすカラクリで人気があります。本来、蟷螂の斧は、身のほどをわきまえず大敵に向かうことだが、その勇猛さを賞した中国の君子の故事が由来です。
色彩鮮やかな前懸、胴懸、見送は友禅作家である羽田登喜男氏による作品。
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