祇園祭「役行者山・護摩焚き供養」

撮影 2010年7月16日
Gomadaki-kuyo, Gion Festival, Kyoto - July 16, 2010
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役行者山・護摩焚き供養(えんのぎょうじゃやま ごまだきくよう)。正式名は「採燈護摩供(さいとうごまく)」。修験道の本山、聖護院の山伏が役行者山の前で護摩焚きをして祭りの無事を祈る。7月16日の午後、ショウゴインを出発した山伏の一団が法螺貝を吹き鳴らし、各山鉾の会所を巡りながら役行者山に到着。護摩を焚き、山伏問答、太刀で空を切り、四方に矢を射て祈祷を行う。

宵山の午後2時頃、役行者山の会所前で護摩焚き供養が行われます。これは祇園祭が無事に終わることを祈願する神事です。多くのギャラリーが開始を待ちかねています。狹い室町通りを完全にふさいでしまう観客です。皆さん汗を吹きながら。

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山伏の一行が到着しました。

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阿闍梨と思われる一番偉い山伏さんが傘の下に座り準備OKです。いよいよ開始。

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山伏問答が始まりました。遠かったのでどんなことをやり取りしていたのか聞こえませんでした。

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次に、四方に向かって矢を射ます。

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射る真似ではなく、実際に空に向かって矢を放っていました。

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次に、小さな太刀(本物)を抜いて、、、

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「エイッ」とばかり空を切ります。これも祈祷のひとつ。

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マサカリを護摩壇に向かって振りかざします。

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いよいよ護摩壇に点火。

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護摩木をどんどんくべていきますが、風下はたいへんな煙。狭い道路で身動きできず、逃げ場がありません。ゴホンゴホン。

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さいごに、阿闍梨による祈祷が行われて、無事、護摩焚き供養が終了です。良いポジションで見学するためには山伏さんたちが到着する1時間前くらいからの場所取りが必要です。

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