「三時知恩寺」

2011年10月28日 撮影
SANJI-CHIONJI Temple, Kyoto - October 28, 2011
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三時知恩寺(さんじちおんじ)浄土宗、尼門跡寺院、本尊は阿弥陀如来。応永年間(1394 - 1428)後光厳天皇の皇女見子内親王が一条西洞院にあった入江殿を寺に改めたのに始まる。入江御所と呼ばれる。現在の建物は桃園天皇皇女御恭礼門院の旧殿を移築したもの。後柏原天皇の時、宮中における一日6回の六時勤行のうち昼間の3回をこの寺で行ったことから三時知恩寺と呼ばれた。

・京都市上京区新町上立売下る上立売町4 map
・地下鉄「烏丸今出川駅」下車北西へ徒歩5分
・非公開
・駐車場なし

三時知恩寺は別名「入江御所」、同志社大学新町キャンパスの東側に隣接しています。2006年以来の公開。めったに公開されないとあって、たくさんの拝観者が集まっています。

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写真撮影できるのは玄関の前のみです。

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内部は撮影できませんので文章のみの説明です。

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玄関を上がると、左に進みすぐに本堂です。正面に仏壇、ここに善導大師像。平成22年に解体修理が完了したそうですが仏壇の奥は暗くてよく見えませんでした。修理前と修理後の写真が貼ってあって、真っ黒の姿から色鮮やかな袈裟姿に蘇っていました。

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本堂を出て次に書院を見学。ここには源氏物語の扇絵が貼ってある襖の説明がありました。

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三時知恩寺は規模としては小さく、公開されているエリアも本堂と書院に限られていますので、拝観時間もあっという間。拝観料800円はちょっと高いかなと感じました。一番の見所は狩野永納筆の「四季花鳥図屏風」でしたでしょうか。

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山門を内側から。後ろに見える建物は同志社大学です。

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