●2020.6/30 【祇園祭2019>花傘巡行】その8「久世六斎保存会、祇園囃子」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


続いて「久世六斎保存会」です。先頭に久世六斎花傘。

「久世六斎念仏」は、芸能色の濃い六斎念仏です。「久世六斎保存会」はこれを守り、後世に伝える会です。

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念仏演目はたくさんありますが、その一つ「祇園囃子」は祇園祭のお囃子に似た楽器構成で、踊りながら小さな太鼓を曲打ちします。四条傘鉾の曲打ちに似ています。

花傘巡行では曳き車に乗っていますので、踊りながらは打てませんね。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

・絶景かなドットコム 【京都観光】のページに 【祇園祭2019>花傘巡行】その8「久世六斎保存会、祇園囃子」 を追加しました。



●2020.6/28 【登山記】残雪の千畳敷から伊那前岳へ その1

以前から挑戦したいと思っていた残雪期の千畳敷カール(八丁坂)、ついに実現しました。しかしながら新型コロナによる県境をまたいだ移動の自粛があったため、実際に登ったのは移動自粛が解けた翌日、残雪がかなり溶け始めた6月20日です。

菅の台バスセンターを出発。9時発の増発便に乗れました。空席もあり、余裕です。ロープウェイも待つことなくやってきました。

しかし窓の外は真っ白、ガスの中。千畳敷は雲の上でありますように。

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千畳敷駅にまもなく到着というところで突然ガスを抜けました。やったぁ! 青空、駒ヶ根ブルー!

八丁坂から乗越浄土にかけてのズームです。中央の雪渓上には登山者の行列ができていますね。最上部の雪渓はかなり急勾配のように見えますが。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

・絶景かなドットコム 【山】のページに 【登山記】残雪の千畳敷から伊那前岳へ その1 を追加しました。



●2020.6/27 【祇園祭2019>花傘巡行】その7「八坂神社清々講社と八坂神社婦人会」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


「清々講社」のみなさんの列です。清々講社は八坂神社の氏子組織。八坂神社の氏子全域にわたる旧25学区からなる町衆組織です。

山鉾巡行をはじめ祇園祭における催事の実行を取りまとめているのが清々講社です。

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当初は秀吉が定めた「寄町制度」によって御霊会は経済的に支えられていました。しかし、明治になってこの組織は廃止され、祭りは経済的に窮地に陥りました。

そこで立ち上げられたのが「清々講社」です。様々な活動によって経済的に苦しい山鉾町を救っていったのです。

詳しくは以下のリンクをご覧ください。

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●2020.6/26 【祇園祭2019>花傘巡行】その6「馬長 - うまおさ」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


「馬長」(うまおさ)の列がやってきました。

馬に乗るのは幼い男の子、馬長稚児と呼ばれます。それぞれのお子さんにはお母さんが付き添っています。

「馬長」とは、かつて祇園祭が御霊会(ごりょうえ)と呼ばれていた頃、小舎人童(こどねりわらわ)を美しく着飾らせて馬に乗せ、社頭の馬場を練り歩いた神事です。

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こちらの稚児さんの衣装は、山鉾に乗る稚児さんとは違い武者姿。

しかし、腰に花をあしらい、花傘巡行にふさわしく華やかになっています。

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●2020.6/25 【祇園祭2019>花傘巡行】その5「金獅子、銀獅子」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


「金獅子」、「銀獅子」の登場です。

見物人の頭に「がおーー!」と噛みつきます。獅子に噛まれると運が巡ってくるそうです!

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赤装束は金獅子。

緑装束は銀獅子。

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●2020.6/18 【祇園祭2019>花傘巡行】その4「祇園太鼓と花傘」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


花傘と、それを先導する「祇園太鼓」がやってきました。引手は編笠に白い装束です。そして台上で太鼓を叩くのは赤い法被姿の子どもたち。さっそく、くじ改めです。

「うむうむ、順番は間違っておらぬ、よしよし。」

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「祇園太鼓」の進行が始まり、威勢よく太鼓を打ち鳴らし始めました。巡行が終わり八坂神社に戻ってから、祭神に演奏を奉納するそうです。

花傘は山鉾の原始的な形といわれ、現在の綾傘鉾や四条傘鉾にもその名残があります。この巡行ではいくつか花傘が登場しますが、これが最初。

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●2020.6/16 【祇園祭2019>花傘巡行】その3「神饌行列 - 神饌花車」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


「神饌行列」です。神饌とは神様へのお供え物を意味します。ここではお供え物の「花車」を花娘たちが運び、八坂神社に到着後、神様にお供えをします。

等間隔に並んで列が動き始めました。

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花娘さんたちの衣装は、先に紅白、後に青、この衣装の由来はわかりませんでした。だれかさんの手が邪魔です(汗)。

続いて花車の列。幼いお子さんたちが先導します。八坂神社にお供えされる花車です。

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●2020.6/14 【祇園祭2019>花傘巡行】その2「開智子供みこし」

昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、連載していきたいと思います。


花傘巡行の先頭は「開智子供みこし会」です。くじ改めの様子うを撮影しようと思いましたが。前に立つ(おそらく)親御さんの隠れて見にくくなりましたがご容赦。お子さんの晴れの舞台の撮影は最優先ですね(汗)。

「開智子供みこし会」の本隊が近づいてきました。京都市の開智小学校は歴史ある番組小学校の一つでしたが、1992年に学童減少により他の小学校に併合され、今はありません。

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しかし、旧学区の父兄と子どもたちによって守られてきた太鼓と神輿です。なお、旧校舎は現在「京都市学校歴史博物館」(下京区御幸町通仏光寺下る)になっています。

「開智子供みこし」が神輿列の先頭です。このあとに5基の子供みこしが続きます。

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●2020.6/13 【祇園祭2019>花傘巡行】その1「先祓」

今年の祇園祭は様々な神事が中止になってしまいました。(そもそも疫病退散が目的の祇園祭が疫病に屈してしまうのは本末転倒ですが、大規模感染を防止するため、と言われれば致し方ないことです。)

さて、昨年の祇園祭は後祭と花傘巡行を見学したのですが、花傘はまだレポートしていませんでしたので、本日より連載していきたいと思います。


花傘巡行は10時に八坂神社階段前をスタートしました。四条通はすでに車両通行止めになっていて、歩道には多くの観光客が巡行列の到着を首を長くして待っています。まもなくやって来そうです。

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10時20分頃、花傘巡行の先頭がやってきました! 「先祓」ですね。これからやってくる多くの花傘や神輿たちの行く手を露祓いするのです。

巨大な大麻(オオヌサ)を携えていますね。これで巡行列が進む道を祓い清めるのですが、いよいよ1,000名に及ぶ花傘巡行がここからスタート。

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●2020.6/10 【思い出の登山記】「剱岳と裏剱 その3」

日本を代表する「岩と雪の殿堂」剱岳、はじめての登山です。しかも単独行。これはその登山記です。登ったのは1979年、登山記を記すのは2020年、その間40年以上経過し、記憶もあやふや、写真も変色してしまっていますが、思い出せる限り思い出して、人生記録としてなんとかまとめました。

第四日目、本日の行程です。仙人池から裏剣を眺めます。 剱沢小屋>剱沢(1時間)平蔵谷出会(15分)長次郎谷出会(12分)真砂沢ロッジ(1時間20分)二股(2時間30分)仙人峠(15分)仙人池(20分)仙人峠(1時間30分)二股(1時間30分)真砂沢ロッジ(宿泊)

剱沢小屋を出発し、広くて長い剱沢を下ります。本日の天候も良好!

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剱沢は真砂沢で終了、ここから仙人池へのルートに入ります。

登りは単調ですが途中の眺めは素晴らしい。高度を上げていくにつれて八ツ峰、そして三ノ窓雪渓が徐々に姿を表し始めます。三ノ窓雪渓をズーム!

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●2020.6/3 【思い出の登山記】「剱岳と裏剱 その2」

はじめての剱岳登頂です。しかも単独行。これはその登山記です。登ったのは1979年、登山記を記すのは2020年、その間40年以上経過し、記憶もあやふや、写真も変色してしまっていますが、思い出せる限り思い出して、人生記録としてなんとかまとめました。

朝、内蔵助山荘を出発し、別山、剣御前小屋を経由して剣山荘に入りました。ザックは小屋に置かせてもらいアタックザックを背負って剱岳山頂を目指します。

前剱を通過すると眼前に剱本峰が現れます。そしてルートは岩稜を越えたり、あるいはトラバースする、両手足を駆使しなければ進めないような難ルートに変わります。見渡す限り、岩、岩、岩。ゾクゾクしますね!

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ほぼコースタイムで無事山頂を踏むことが出来ました。うしろに見えるのは後立山連峰。ここまでずっと快晴でしたが、ガスが湧き始めました。

近景も写るようにもう一枚。うしろに八ツ峰です。明日はこれを眺めるため仙人池に登ります。

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