京都観光案内「京都日めくり・絶景ウェブログ」
NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」において、井伊家の目付役家老として今川家と井伊家の間に入り複雑な役を演じた「小野但馬守政次」は、史実とドラマのストーリーとでは話の流れが異なっても仕方ないのですが、井伊家屋敷にほど近い川原の刑場「蟹淵(がにぶち)」で刑死したことは間違いありません。
当時の為政者(徳川側)からすれば刃向かった敵方として罪人扱いですから墓も作らず粗末に扱われたのでしょう。でも地元の住民にとっては、そのことでたたりでもあったらたまりません。供養塔を次々に建てて但馬守の霊を弔ったのです。
「小野但馬守政次」の供養塔は信州街道から路地を入ってすぐのところにあります。なお、うしろのこんもりした山の頂上に井伊谷城がありました。
当初は川原近くにあったそうですが昭和初期の護岸工事などの理由でこの位置に移されました。左側の尖った大きな石が小野但馬守の供養塔だと言われています。
さらに、左右の小さな石はのちに処刑された政次の二人の子供の供養塔です。(大河ドラマでは独身で、子供はいませんでしたが、、、)石の表面の文字はわかりづらいのですが、但馬守などの名前は書かれていないそうです。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「浜松エリア」コーナーに 大河ドラマ聖地巡り「小野但馬守供養塔」 を追加しました。
NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」の広報施設である「大河ドラマ館」をご紹介します。浜松市北区役所の道路向かい「みをつくし文化センター」に期間限定(2017年1月15日〜2018年1月14日)でオープンしました。
残念ながら大河ドラマ館の中は中央広間のフォトスポットのみ撮影可能です。その他すべての展示物は撮影できません。NHKの著作権が絡んでいるのでしょうね。
建物に入るとまず最初の部屋のアトラクション、床面がスクリーンになっていて魚が泳いでいます。追いかけると逃げていく! また歩くと水輪が出来ます。センサーで感知してインタラクティブに合成しているのですね。
フォトスポットにある井伊家発祥の井戸を覗き込むと水面に映っているのは「おとわ」や「かめ」たちです。4番目の部屋はパノラマスクリーンの「直虎シアター」です。浜松のロケ地が登場人物とともに紹介されていました。
館内にはドラマで使われて記憶に残る衣装や小道具が展示されていました。着物類はどれも伝統工芸の立派な造りのものばかりでした。5番目の部屋にはVR体験コーナーがあり、ゴーグルを付けて上下左右見回すとドラマにおける気賀の風景を立体的に眺めることが出来ました。
大河ドラマ館は30分もあれば充分見て回れる程度(もし衣装に興味があればもっと時間を要するでしょう)の内容です。建物を後にして駐車場に戻ります。大河ドラマ館と駐車場の間にある「気賀関所」を通過します。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「浜松エリア」コーナーに おんな城主直虎「大河ドラマ館」と「気賀関所」 を追加しました。
井伊家は引佐郡井伊谷(現浜松市北区引佐町)で600年、彦根で400年、合わせて1,000年の歴史、といわれていますが、井伊家初代の井伊共保が生まれたとされる「井伊家発祥の井戸」をご紹介します。井戸へは龍潭寺の駐車場前に建てられた標識に従って進みます。
小さな標識に従い、小道を進みますと、すぐに視界がひらけ、広大な田園の真ん中に目指す井戸があります。
単なる井戸ですが井伊家にとってのルーツです。江戸時代に入って彦根藩主を命じられた井伊家ですが、発祥の地の保護管理は怠らず、代々の彦根藩主はこんな立派な囲いを作りました。
囲いの中、左手にその井戸があります。NHK大河ドラマ「おんな城主直虎」ではほぼ毎回、木立の中に石で囲まれた井戸が登場し、次郎法師や小野但馬守が井戸に向かって拝みますね。あれがこの井戸です。
二重に石塀で囲まれた井戸を覗き込むと水面は比較的浅く1mほど下に見えました。井戸の穴を囲んでいるのはこの地域特有の石灰石(赤茶色になっている)、上部は後に彦根藩によって造られた御影石の囲いです。
ドラマでは幼い「おとわ」「亀之丞」「鶴丸」が井戸を覗き込んで「ご先祖様は本当にこの井戸から生まれたのだろうか?」と議論していましたね。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「浜松エリア」コーナーに 大河ドラマ聖地めぐり、井伊家発祥の地「井伊共保出生の井戸」 を追加しました。
佐鳴台の老舗レストラン「鳥善・ジ オリエンタルテラス The Oriental Terrace」の看板メニュー「ザ・フュージョン The Fusion」をいただく機会を得ましたので、その内容をご紹介したいと思います。今日は「テラスルーム」(個室)を予約しての会食です。
佐鳴湖を眺める一室、涼しい季節ですとテラス窓を全面開放し、室内外が一体化する素晴らしい部屋ですが、あいにくの暑さ、今日は窓を締めて冷房の効いた涼しい部屋での食事です。
さて、今日いただくのは3段階あるフュージョン料理の真ん中クラス(¥12,000 サービス料別)、乾杯酒のシャンパンが付いています。お酒が飲めない方にはスパークリング白ぶどうジュースが出されました。どちらもフランスもので高級そう(笑)。
「ノルウェー産サーモンのミキュイ、瞬間スモーク仕立て」。桜のチップのスモークがフタの中にたちこめています。サーモンのミキュイは初めての経験、絶妙の味です。
蓋を開けると、もわっと薄煙がただよい桜チップスモークのいい香り。サーモンの上に見える黒い粒は昆布です。食べる時はミキュイとは何かわからず「おいしい、おいしい」と口に運んだのですが、帰宅してミキュイを調べて驚きました。
ミキュイは半生を意味するフランス料理の手法です。生サーモンをまずマリネに30〜60分漬けます。次に、マリネから取り出したサーモンを45度の温度で30分程湯せんをします。これで一見生、でも実は火が通っているミキュイの出来上がり。おいしいものは手間がかかるんですね。
魚介のメインは「厳選海の幸を詰め込んだ濃厚ブイヤベース」、グリルした鯛、ホタテ、ロブスターなどが盛られたお皿が運ばれてきました。
次に魚介を煮込んだスープを注いでブイヤベースの完成。これまでに食べたもっとも美味しいブイヤベースです。
部屋から佐鳴湖の眺めはいつもすばらしい。鳥善は抜群のロケーションにあるんですよね。建物の素晴らしさ、料理の美味しさ、眺めの良さ、どれをとっても一級の食事を楽しめる「ジ・オリエンタルテラス」でした。
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京都市東山区の「寿延寺」は、松原通と大和大路の交差点から脇道を少し入ったところにある、地元の人達しか知らない小さなお寺です。
お寺そのものは江戸時代初頭の創建、日蓮宗の古刹ですが、境内には色んな見どころがありますのでご紹介します。
山門を入って本堂までは狭い通路ですが、ここに見どころがたくさん。寿延寺の通称名ともなっている「洗い地蔵」は通路中ほどにあり、諸病平癒のご利益があって地元住民からの深く信仰されています。
通路の一番手前から順に見ていきましょう。こちらは寿延寺の開基「檀越」の顕彰碑です。
灯籠を挟んで次は「十禅大明神」の石碑が建っています。平安時代初期、ここには地主十禅大明神を祀る「十禅師社」があり、「十禅の森」があったといいます。
ここで源義経と武蔵坊弁慶は主従の契りを結んだといいます。左は「宗祖日蓮大上人御廟所」です。
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最近、ホームグラウンドに近い都田の歴史に大変興味を持って調査をし「都田とは 〜その地勢と歴史」を書きましたが、ほぼ毎日書き加え、当初作成したものから数倍に膨れ上がりました。以下、書き加えたものの一部です。
浜松市北部エリアはNHK大河ドラマ「女城主直虎」によって脚光を浴びました。奈良時代からこのエリアは古い書物に記録が残っていて、当時は「引佐郡」と呼ばれ4つの郷に分かれていました。それらは京田(みやこだ)、刑部(おさかべ)、謂伊(いい)、伊福です。
謂伊はのちの井伊谷、伊福はのちの気賀、刑部はのちの中川、これら3つの郷は大河ドラマの舞台。現在は3つあわせて細江町となっています。
一方、京田(みやこだ、のちの都田)は大河ドラマには時々名前が出てくる程度ですが、鎌倉時代までは神明宮(伊勢神宮)の所領であり都田御厨(みくりや)と呼ばれていました。
引佐の他の3つの郷は井伊氏との結びつきが深いのですが、都田は地方豪族の領地とならず独立性が高かったわけです。ところが南北朝の時代になって都田は井伊氏の所領となります。戦国時代は井伊谷三人衆の一人、菅沼氏によって治められます。
井伊谷(現在、引佐町)に隣接する都田町、古代から近代までの都田の歴史をいろいろな文献を参照しながらまとめてみました。
なお、現在の都田町は、古来からの都田郷「九重地区」、三方原台地の最北端「高台地区」、北部山間地の「滝沢・鷲沢地区」の3地区より成りますが、ここでは九重地区(いわゆる都田村)に絞ってご紹介したいと思います。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「浜松エリア」コーナーに 遠州東海「都田とは 〜その地勢と歴史」 加筆しました。
盛夏の三千院苔庭と紫陽花苑をご紹介します。うだるような暑さの京都市内から大原に来れば気温は数度下がり、それだけで涼しく感じますが、緑一面の三千院の苔庭に立てばさらに涼しさ倍増。(今回はHidekunによる写真レポートです)
宸殿から往生極楽院を取り囲む木立の下の苔庭は定評がありますが、夏の暑い日が続くと水分不足で苔が茶色になりがち。今年は見事なグリーンを保っていますね。
木漏れ日による光のコントラスト。絵になる光景ですね。木立の影が長くなる早朝や夕方もいいですよ。
苔の上におわす「わらべ地蔵」さんはおきまりの撮影スポット。
三千院の紫陽花苑は、わらべ地蔵を過ぎて階段を登ったところから左に入ります。満開ですね。以前にも紫陽花見物に来たことがあるのですが、そのときは造園直後、アジサイは植えたばかりのものが多く、また株も若くて花がまばらでした。今や成長し、立派な紫陽花苑になりました。
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発展著しい浜松市新都田エリア、ここに数年前オープンした地元野菜を活かしたパスタ&ピッツァのレストランでランチしました。これまでも何度か訪れているのですがレポートは初めてです。
場所はカインズモール都田の真正面です。駐車場は建物の裏にあります。真っ赤なエクステリアが目を引きますので見つけやすいお店です。
パスタやピッツァ以外にもオムライスなどあるのですが、やはりおすすめのパスタをセットで選びました。セットにするとたったの+¥200でミニサラダ、スープ、ドルチェ、ドリンクが付きますのでセットにしなきゃソンですね
こちらがセットに付くミニサラダとスープ。器が深いので見た目以上に量がありました。本日のサラダは「蒸鶏とトマトのサラダ」。
こちらは「竜神豚と冬瓜のバターしょう油」、竜神豚はラグーで、ソースはニンニクの利いた和風味です。冬瓜との組み合わせもユニーク、なかなかの一品です。なおパスタの量は男性には少なめかもしれません。+¥100で大盛りにできます。
店内は細かいところまで手入れされて清潔です。ランチタイムはすぐに席が一杯になります。オーナーシェフがおひとりで料理されていますので混んでいるときは料理が出てくるのに時間がかかります。辛抱強くお待ち下さい(笑)。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「グルメ」コーナーに 遠州東海グルメ、新都田のイタリアン「ダイドコロ」でランチ を追加しました。
洋食&カフェの「こくりこ大山店」は都田店に次ぐこくりこの2号店です。浜松市内からだと、姫街道を北上します。三方原大地をしばらく走り、北環状線を過ぎて下り坂になる手前左側にあります。
店内デザインは都田店ににたカントリー調です。都田店で美味しかったので、ランチに大山店にもやって来ました。客層はママ友、仕事人、シニア夫婦など様々。にぎわっています。今日のランチ「おすすめメニュー」が入口横に黒板で掲示されていました。
こちらはおすすめメニューから「梅しそごはんと三方原産新じゃがコロッケ定食(¥950)です。ミニサラダと味噌汁、小鉢が付いています。コロッケはかなり大きめ。からっと揚がっていて中はホクホク。なおコロッケは1個づつでも注文可能です。
こちらは以前にも注文したことのあるカツカレー。ルーの味が忘れられなくて再度注文しました。こちらのカツもカラッと揚がっていて、しかもサクサク。そして野菜煮込み系のカレールーはリピートしたくなる美味しさです。
こくりこ大山店は、建物のデザインは都田店と統一されたカントリー調。そしてメニューは若干の違いはありますがほぼおなじです。どちらの店もランチタイムは混みますがコストパーフォーマンスの高い食事が期待できるお店です。
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・絶景かなドットコム 遠州東海「グルメ」コーナーに 遠州東海グルメ「こくりこ 大山店」 を追加しました。
青蓮院は天台宗の門跡寺院です。南に隣接する知恩院は巨大寺院、それに比べれば青蓮院は小さく、京都に関する知識がなければ「青蓮院は知恩院の一部?」と思ってしまいがちですが、宗派がまったく違いますし(知恩院は浄土宗)、その歴史もまったく異なるルーツとなっています。(今回はHidekunの写真レポートです。)
青蓮院は皇室の人が住職を務める門跡寺院です。かつては「粟田御所」とも呼ばれ、江戸時代は仮御所になったこともありますので僧堂には宸殿などがあり、皇室ゆかりの雰囲気に満ちています。
庭に降りて、こちらは宸殿の外観です。「熾盛光堂」(しじょうこうどう)とも呼ばれ、ご本尊である熾盛光如来の曼荼羅が祀られています。
旧東福門院をこちらに移築したもの。右近の橘、左近の桜は宸殿前の必須アイテムですね。
青蓮院は、観光客に人気の円山公園・八坂神社エリアと三条通・岡崎エリアのちょうど中間地点。どちらからもそれほど距離はなく歩いて5分もかかりませんが、緑に包まれ驚くほど静かです。観光客の雑踏から逃れ、静かに庭園を眺めたい方におすすめします。
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・絶景かなドットコム 京都観光「東山区」コーナーに 京都観光「青蓮院・庭園」 を追加しました。
浜松市北部、新都田の「都田総合公園」に隣接する「見徳古墳」をご紹介します。浜松市北部は古墳の宝庫、何百という古墳があるのですが、大部分は公式な調査がされておらず、開発により失われたものも少なくありません。その中で「見徳古墳」は浜松市の史跡に指定され、よく保存・管理されている古墳です。
アクセスは便利で、都田総合公園の北駐車場が至近の駐車場。向かいには「沢上墓苑」というお墓があります。7段の階段を登ってお墓に入り、すぐに左手に折れて進みます。
奥に進んでいくと高台が見えますので階段を登ります。
階段を登ったところに古墳が現れます。ここは「見徳墓苑」という墓地で、都田町の横尾と谷上という地区の住民の専用墓地となっています。見徳古墳は墓地の中にありますのでお墓参りの方の邪魔にならないように静かに見学しましょう。
古墳を正面から見ます。季節によっては墳丘の上はビッシリと雑草で覆われています。今回の訪問直前に草が刈られたようで、墳丘の形がよく確認できます。
入口は比較的狭く、大人であれば少し身をかがめなければ入れません。途中に2ヵ所、左右から岩が張り出しています。手前が「羨門」、奥が「玄門」です。
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ただただ暑い京都の夏、東山を散策中、精神的涼を求めてやってきたのが建仁寺。書院の縁側に座って潮音庭を眺めれば少しは涼しくなるかと。。。
建仁寺は南門、北門、そして西門(こちら)、あわせて3つの門があります。今日は大和大路の西門から入門です。
西門は3つの門のうち、もっとも小さい門でしょうか。残念ながら車椅子の方は迂回経路がない、通過が難しい門です。
さて、境内はひと気があまりありません。やはり夏場はシーズンオフでしょうか。
方丈の前庭、縁側に座って庭を眺めましたが白砂の照り返しがきつく、早々に退散。
今日の目的地「潮音庭」です。緑につつまれ心理的に涼しい、いや実際に涼しいです。小書院を独り占めしてしばし眺めていました。本日は強行スケジュールを組んでかなり歩き回ったものですから、庭を眺めながら小休憩できてリフレッシュできました。
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・絶景かなドットコム 京都観光「東山区」コーナーに 京都観光「建仁寺・夏のアングル」 を追加しました。
毎日暑い日が続きますが、今年は昨年よりも一段と暑いですね。おそらく来年は今年より暑いのでしょう。これが地球温暖化というものでしょうか。
さて、今日は寒い時に撮影した建仁寺の写真集です。
先日訪問使用した時の記事を書こうとしたところ、前回分が未掲載であることに気づきました。
ですので今日は季節外れの建仁寺の写真です。すずしげな建仁寺をどうぞ。
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・絶景かなドットコム 京都観光「東山区」コーナーに 京都観光「建仁寺・冬のアングル」 を追加しました。
左京区岡崎に流れる白川、ここにはひと一人がやっと通れる名物橋「もっこ橋」があります。以前から映画やTVドラマのロケに使われて、マニアの間では有名な橋でしたが、2016年、大ヒットした映画「僕は明日、昨日の君とデートする」に使われたことで人気はピークに達しました。
さて、三条通から「もっこ橋」には、白河に沿って北に進みます。
白川の清流を眺めながら5分も歩かないうちにもっこ橋が見えてきました。川の右も左も風情ある建物が並んでいますね。
でも実はこの「もっこ橋」、もとは工場の作業者が渡るための橋だったのです。明治31年、当時としては近代的な製氷工場「龍紋氷室」が操業を始めます。
当時、氷の保温材としてモミガラが用いられましたが、濡れると乾かして使いました。どうやって乾かすかといえば、シンプルに日に当てて干すのです。そこで工場からもっこ橋を渡って対岸にある広場に運び、広げて干しました。「もっこ」にモミガラを載せて2名で担ぎ運ぶのです。そこでこの橋は「もっこ橋」と呼ばれるようになったのです。
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・絶景かなドットコム 京都観光「モニュメント」コーナーに 京都観光、岡崎、白川に架かる「もっこ橋」 を追加しました。
いつも下から眺めるだけの京都タワーですが、たまには登ってみますか。タワービルの1Fもリニューアルオープンしたことですし。
真下から眺める京都タワーは意外にも真赤でした。
チケット売り場やエレベータの位置は相変わらずわかりにくい。なんとか展望室に到着。タワーからの夜景見物は7年ぶりかな。まず北の方向から。うねった烏丸通が北に向かって伸びています。時計回りにぐるっと一周。
久しぶりに登って、展望ガイドがハイテクになっていてびっくりしました。タッチスクリーン式で、スマホのように画面を右に左に動かすことが出来ました。もちろん言語も選べます。半分以上は海外からの観光客でしたから、この機能は必須でしょう。
地上に降り店舗探索。京都タワービルの低層階はリニューアルして「京都タワーサンド」という呼び名になりました。1階は土産物店がびっしり。またB1Fはレストラン街です。京都駅に面した1Fに北山通のマールブランシュが入っていました。たわわちゃんとコラボした商品もありましたよ。
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