知恩院の塔頭・良正院は非公開寺院ですが、2014年10月、浄土宗檀信徒大会プレイベントのひとつとして開催された「京都浄土宗寺院・特別大公開」において公開されました。
良正院は華頂通の東端、知恩院黒門の前に位置します。これまで知恩院や青蓮院訪問の際、幾度となく前を通り過ぎていましたが、こんなところに表門と本堂が重要文化財の塔頭があるとは認識していませんでした。
さっそく表門をくぐります。こちらは書院の入り口。
寺名「良正院」は、徳川家康の二女「とく姫」の戒名に由来します。家康の直系であることから江戸時代には有数の寺格を有していたということです。
室内は撮影できませんでしたので外観写真を。ガラス戸に取り替えられていますが古い形を残している方丈造りだそうです。
方丈前庭園は枯山水。
受付をされていた奥様とは、飼われている猫のことで話が弾みました。猫を買っているものだけがわかるネコの痕跡を見つけたのが話の始まりです。交通事故にあった子猫を引取り治療して飼い始めたとのこと。猫はホントに可愛いですね、と話は尽きませんでした。
なお、お寺ですから寺宝も多く、猫が入っていい場所、いけない場所はしっかり管理されているようです。ネコは一番高価なもので爪とぎしますから(笑)。
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