絶景かなドットコムの京都観光ガイド 「初めての京都、必見の場所は?」
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修学旅行で一度だけ行ったことがある。でももう忘れてしまった。あるいはホントに初めて、という方のための1日コース、あるいは1泊2日コース。必見の場所を網羅しました。 |
世界的に認められ、景観、知名度、文化的な価値、どれをとっても一流の観光地、それが世界文化遺産です。初めての京都観光であれば、なにはともあれ世界文化遺産を訪問しましょう。京都府で指定されている17ヶ所のうち、京都市内中心部の9ヶ所がおすすめです。
京都で一番人気の観光地といえば清水寺エリア。世界中から観光客が集まります。それだけの価値がある場所。参道の二年坂、産寧坂から始まり、境内に入って清水の舞台、見どころ満載です。公共交通機関からやや離れていますので余裕を持って、半日は確保しておきたいところ。春夏秋冬、昼、夜を問わずすばらしいところです。
ヒント: 京都駅から直行する場合はタクシー利用が便利でしょう。バスターミナルはいつも混んでいるので。時間をお金で買う感覚で。
白砂の上に並んだ大小の岩、竜安寺の石庭はあまりにも有名。海外からの観光客も多い。
ヒント: 四季を通じて石庭を眺める方丈には観光客であふれています。静かに庭を眺めたい場合は冬期が良いかもしれません。でもやはり一番いいのは桜の季節ですね。拝観所要時間は2時間程度。
清水寺と並び、京都で最も知名度の高い観光地のひとつ。「まだ見ていません」では済まされません。池の向こうに光り輝く金色の楼閣は感動モノ。拝観所要時間は1時間程度。
ヒント: 室内拝観はありません。雨の日は避けたほうが良いでしょう。また京都駅あるいは東山エリアからはバスの移動時間がかなりかかります。単独で拝観するというよりは近隣の龍安寺、北野天満宮などとともにコースを組むとよいでしょう。
銀閣寺は、金閣寺と比較すれば地味に見えるかもしれませんが、文化的な価値ははるかにこちらのほうが高いのです。金閣寺と合わせて見学したいものです。拝観所要時間は1時間程度。
ヒント: 拝観順路に従うと後背地の山の中腹までの登りがあります。足腰の弱い方は登り始める前にバイパスしてください。また、車で行くことは避けましょう。市営駐車場の駐車料金はたいへん高額です。(少し南側のコインパーキングのほうが安い。)
創建は平安京遷都とほぼ同時、こちらで紹介する神社仏閣の中で最も古い。見どころは五重塔と講堂の中にある立体曼荼羅。拝観所要時間は境内をくまなく回って2時間、建物内の拝観は30分程度。
ヒント: 京都駅からの移動は、2名以上でしたらタクシーで。伽藍から少し離れたところにある大師堂(国宝)も忘れずに拝観のこと。
仁和寺のあるあたりは御室と呼ばれ、春は桜の名所。御室御所ともよばれ皇室ゆかりの大寺院。見どころは建築美。拝観所要時間は、境内は30分、御殿が30分程度。
ヒント: どうせなら金閣寺、竜安寺、仁和寺と3つセットで拝観しましょう。時間に余裕があるならこれら3寺を結ぶ「きぬかけの路」を歩くのも風情があります。歩行距離は2.5kmです。
紹介記事 1 2 3 きぬかけの路 公式HP
現在の二条城は徳川家が上洛の際の宿所として建造した宮殿。お城ではありませんよ。見どころは大政奉還が行われた広間。拝観所要時間は、建物内部と庭園をくまなく回れば2時間程度。
ヒント: 交通手段が地下鉄が便利。城内も庭園も、とにかく広いので時間のない方は城内のみの拝観でも良いでしょう。
平安京建造より前、先史時代から存在する最も古い神社のひとつ、奈良時代には「葵祭」がすでに行われていたとの記録があります。本殿だけでなく、まっすぐ伸びた参道「糺(ただす)の森」、みたらし団子の語源となった御手洗社、方丈記の小屋もある河合社など、広い境内に見どころがいっぱい。拝観所要時間は1時間半程度。
ヒント: せっかくですから参道南端から本殿まで、糺の森を縦断する参道を歩いてください。京阪電車「出町柳駅」を下車し、賀茂川にかかる橋をわたって北に向かいます。厳かな雰囲気が味わえますよ。時間のない方は市バス「下鴨神社前」下車、本殿に直接向かうことが出来ます。この場合は拝観所要時間30分程度。
嵯峨嵐山の古刹、天龍寺は足利尊氏に寄って開かれた大寺院です。夢窓国師作といわれる禅寺としての庭園は日本で最初の史跡・特別名勝指定です。たっぷり時間を取って方丈の広縁に座って眺めましょう。
ヒント: 交通手段は、京都駅からだとJRが便利、「嵯峨嵐山駅」から徒歩10分強。市中からだと嵐電で、「嵐山駅」からすぐ。大阪・神戸からだと阪急嵐山線で。拝観時間は1時間強。
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