京都観光案内「京都日めくり・絶景ウェブログ」
嵯峨鳥居本のもっとも奥地にある「愛宕念仏寺」が、かつて東山にあったなんで信じられないでしょう。
あたかも何100年もそこにあったかのように、現在の愛宕念仏寺は鳥居本に馴染んでいます。
もともとあった松原通には「元地」の石碑が建っています。
奈良時代の末期、平安遷都の前に聖武天皇の娘の称徳天皇が元地に寺を建立しました。この付近は「愛宕郡」と呼ばれていたためです。そして寺は「愛宕寺」と呼ばれました。8世紀中頃のことです。
その後、度重なる鴨川の氾濫により流され、愛宕寺はなくなってしまいます。10世紀に入って、天台宗の僧「千観」が寺を復興、千観はいつも念仏を唱えていたため「愛宕念仏寺」と呼ばれるようになりました。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
・[1103] 絶景かなドットコム 京都観光案内「モニュメント」ページに 京都、松原通「愛宕念仏寺元地 石碑」 を更新しました。
祇園切り通しの店はちょっと敷居が高く感じるかもしれませんが、ここ「祇おん江口」は、あまりかしこまっておらず比較的入りやすいお店です。(もちろん事前予約は必要。)
今回は「一休.com」のレストラン予約サイトを利用しました。「舞妓コース旬のお造り・季節の食材等料理長おすすめコース」¥5,247 です。
「吸物」、天然鱸に豆腐とじゅんさい。この出汁の香りと味がたまらない。
京料理の最大の魅力はなんといっても出汁でしょう。決して安くない食事ですが京料理ファンはこれを求めて通うんですね。
続いて、祇おん江口の名物、すっぽん鍋です。九条ねぎと豆腐も入り、滋養満点。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
・[1102] 絶景かなドットコム 京都観光案内「グルメ」ページに 京都グルメ「祇おん江口」で夕食 を更新しました。
浜松市郊外、新都田に新しくオープンしたカフェ「ハック・ベリー」をご紹介します。
ここはレストラン「連理」の広大な自家農園の中、そう、連理が経営するガーデンカフェなんです。
連理のシンボルツリー「連理の木」はエノキ、この英語名が「Hack Berries」です。
ゲートをくぐって菜園の芝生の道を、大きな木に向かって進みます。
これがレストラン「連理」のシンボルツリーです。喫茶は屋内でも木の下のテーブルでもOKです。
今日は天候もさわやかなので屋外テーブルを選びました。
「松阪牛のコロッケサンド」¥500 です。店内で注文し、テーブルで待っていると運んできてもらえます。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
・絶景かなドットコム 遠州東海「グルメ」ページに 遠州東海ミニグルメ、ガーデンカフェ「ハックベリー」 を更新しました。
このような立派な教会が河原町通りに立っていたなんて信じられません。
現在は犬山市「明治村」に移築し保存されていますが、もとは河原町五条交差点を100mほど下がったところ、等善寺の道路向かいです。このあたりは下寺町のまっただ中、周囲はすべてお寺さんという環境に立っていたのです。
現在は、京都からちょっと遠いですが、愛知県犬山市の明治村に移転し、保存されています。
日本聖公会がどのようないきさつで教会堂を手放したかわかりませんが、重要文化財に指定され、その維持が経済的に困難になったからでしょうか?
見渡す限り重厚なダークブラウンに統一され、木造教会の暖かさが伝わってきます。
木組はまるで古い駅舎のよう。1階はレンガ造りですが2階の恭会は木造、宣教師でありまた建築家でもあるガーディナーは地震国であることを考慮してこのようにデザインしたのだそうです。
屋根は軽い金属板で葺かれています。
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・[1101] 絶景かなドットコム 京都観光案内「下京区」ページに 京都建物遺産「聖ヨハネ教会堂」 を更新しました。
国宝に指定された茶室は日本に3つ、その一つが建仁寺の塔頭・正伝院(現 正伝永源院)にあった「如庵」です。
織田信長の弟、織田有楽斎により、1618年、正伝院が再興された時に建てられました。1908年に東京の三井家本邸に移されたあと、1972年、現在地である名鉄犬山ホテル敷地内に移築されました。
つまり、現在は京都にはないのです。正伝永源院の庭の一角には復元された如庵が立っています。
本物はこちら、名鉄犬山ホテルの敷地内にある「有楽苑」という庭園内にあります。
庭園内には有楽斎ゆかりの建物がいくつかありますが、如庵もその一つ。庭園の中央に正伝院の書院(重要文化財)と如庵(国宝)が京都・建仁寺から移設されています。なぜここに移設されるに至ったかの経緯は不明ですが。
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・[1100] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都建物遺産「国宝・如庵と正伝院書院」 を更新しました。
京都観光Indexの英語トップページ がモバイルフレンドリーになりました。日本語ページ・英語ページともにスマホからの閲覧が多くなって、これまで日本語ページページのみのスマホ対応でしたが、今回英語ページもレスポンシブ化しました。今後順次、日本語ページにあるようなジャンプボタンを設置していきます。
シルバーウィーク中は小旅行、犬山市の観光めぐりに出かけましたが道路はかなり混みましたね。
犬山から近いこともあって可児市のイタリアンレストラン「トラットリア/グラディート」に再訪し、久しぶりのディナーを頂きました。
今日のメニューは¥3,000のコース料理、事前に連絡しておけば値段の増減に応じたアレンジをしていただけるようですよ。
最初に前菜、「穴子のマルサラワイン煮、いろいろ野菜のコンフィ」 マルサラワインは甘口のワイン、イギリス人によってシチリア島で作られた樽熟成ワインだそうです。
「フレッシュポルチーニとベーコンのクリームソースパスタ」
我が家がポルチーニ好きであることを奥様が覚えていてくださった感激のメニューです。この時期、生のポルチーニが輸入されており、それを使ったクリームパスタです。もちろんは最高!
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・絶景かなドットコム 遠州東海「グルメ」ページに 遠州東海グルメ「トラットリア・グラディートでディナー」のページをリニューアル を更新しました。
清水寺の参道でも人気No.1の産寧坂、柳に木の左側がイノダコーヒ清水支店です。
お店の内装は重厚な木造り、ちょっと敷居が高いなと感じる方もあるかと思います。
そのため、外は混雑していても店内は意外と空いていました。
レジカウンターで人数を告げ、秋テーブルに案内されます。せっかくですから大きな窓から外の庭園が見えるテーブルがいいですね。
注文するのはいつも決まって「アラビアの真珠」、このコーヒーだけは砂糖とミルクがたっぷり入ってもOK。その味に舌が慣れてしまっています。コクと香りが深く、イノダコーヒの定番です。
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・絶景かなドットコム 京都観光案内「京都グルメ」ページに 京都、「イノダコーヒ」清水支店のページをリニューアル を更新しました。
朝夕は涼しくなった九月、昼間はまだ夏の真如堂です。少しづつ秋の気配。
駐車場脇の芙蓉が様々な花をつけていました。
三重塔の横には鎌倉地蔵のお堂、その脇にある百日紅の古木が今年も花を付けました。
ハナノキが紅くなりつつあります。一番最初に紅葉するのはハナノキですね。夕刻の参拝、境内で見かけるのは犬を連れて散歩する方、そしてなぜか海外からの観光客。
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・絶景かなドットコム 京都観光案内「左京区」ページに 京都、真如堂 四季のうつろい「九月・秋の気配」 を更新しました。
京都にはいろんな珍しい店があるものです。松原通、六道珍皇寺の少し西側、六波羅蜜寺の少し北側に不思議な名前のお店があります。
T字路の突き当り、「六道の辻地蔵・西福寺」の向かいにある京町家の古い建物、こちらは創業350年という「菱六」という会社。業務用の糀(こうじ)の種を製造販売しています。「種麹」のことを業界用語で「もやし」と呼ぶんだそうです。
なんと造酒屋(日本酒メーカー)の70%がこちらの糀を使用するんだとか、オンリーワンのすごい会社ですね。かつて京都の町中に多くの造酒屋があった頃は、種麹を製造する店が幾つもあったそうですが、現在はここだけ。全国的にも6軒しかないということです。
そして看板も年代モノです。「麹種もやし」と書かれています。
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・[1099] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「菱六もやし」 を更新しました。
東山通から清水道を登って行くと、途中に「西光寺」の門柱が立っています。
奥に進んでいくと、境内は貸駐車場になっています。
石畳の参道にそって進むと、左手に墓標らしきものと石の廟が見えます。墓標は「空也上人遊行之碑」です。裏面に建造年が記されていて、天和3年(1683年)となっています。
竹垣に囲まれた空也上人のお墓、「空也上人廟」です。「拾遺都名所図会」には「中に石櫃あり、蓮花を鐫。伝云、遺骨を納む」との記述があります。
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・[1098] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「西光寺と空也上人の墓」 を更新しました。
祇園・八坂神社から清水寺に向かう途中、高台寺の門前通りは「ねねの道」とよばれ、人気スポットです。
「ねねの道」を歩いていて、路地の奥に目を引くこの円形、あまりにも目立っています。ここは高台寺の塔頭「岡林院(こうりんいん)」の参道です。
一番奥まで進むとそこは岡林院の表門。非公開寺院ですので中に入ることはできません。丸窓の下に三体のお地蔵さんが並んでいます。ちゃんと説明書きがありました。
「見ざる言わざる聞かざる」の否定的な生き方ではなく、その真反対、このお地蔵さんを撫でて「見るぞう、言うぞう、聞くぞう」という積極人間になりましょう、だそうです。
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・[1097] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「高台寺の塔頭・岡林院」 を更新しました。
円山公園から「ねねの道」に向かうには、途中、右に折れますが、逆に左に向かってすぐに右手に茅葺き屋根の庵(西行庵)が見えます。その左隣が花月庵の入り口です。
こちらがその入口。境内には自由に入れます。ここは、近くにある天台宗の寺院「双林寺」の飛地境内となっています。
門をくぐってまっすぐ奥に進むと茅葺きの庵が見えます。これが「花月庵」です。
隣の西行庵とともに西行法師ゆかりの旧跡です。高台寺・清水寺を訪れたついでに、ちょっと足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
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・[1096] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「双林寺・花月庵」 を更新しました。
知恩院の方丈庭園は池泉回遊式、京都市指定名勝です。
江戸時代初期、小堀遠州に縁のある玉淵によって作庭されたと伝わっています。
庭園拝観は通常、御影堂の右に回りこむと拝観受付ですが、御影堂が平成大修理中とあって、御影堂を左に回り込み武家門から入って集会場を一番奥に進んだところが受付でした。
この庭園は江戸初期の1642年、玉淵と量阿弥が作庭を行い、1644年、紀州大納言より青石の寄贈を受けて完成されたそうです。
小方丈前の庭園は「二十五菩薩の庭」と呼ばれています。知恩院が所蔵する国宝「阿弥陀如来二十五菩薩来迎図」をイメージして造園されたものです。
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・絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「知恩院、方丈庭園」 を更新しました。
知恩院 御影堂(みえいどう)の大修理が2012年から始まり。2019年に完了の予定、なんと足掛け8年がかりという長期にわたる修理となっています。
さて、修復中の御影堂はすっぽりと覆われています、この覆いを「素屋根」とよびます。
「素屋根」の中はどうなっているのか興味ありますよね。それを見ることが出来る場所があるんです。まず阿弥陀堂に靴を抜いで上がります。そこから右へ、御影堂につながる渡り廊下を進んで行くと法然上人御堂までたどり着くのですが、その途中に修復現場が見えるスポットがあります。
御影堂は巨大ですが、それを覆う素屋根はさらに巨大。それを支える基礎はよほどしっかりしていないと。このコンクリートの塊が基礎です。素屋根を支えるために今回造られたものなんです。幅は約3m。これがす屋根の鉄骨を支えているんですね。
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・絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「知恩院、御影堂 大修理」 を更新しました。
知恩院七不思議の一つ、瓜生石をご紹介します。実は、知恩院が創建される前からここにあるんだそうですので、知恩院としてはうまく取り込んだのですね。華頂道を知恩院前まで進むと「黒門」がドンツクにあります。
瓜生石はその黒門の前、T字路の道路の真ん中です。黒門の階段を登り、華頂道の方向を振り返ると横断歩道にそって丸く刈り込まれたサツキがふたつ。その間に瓜生石があります。
瓜生石は? と、よく見ると石が見当たりません。さらによく見ると、ありました。瓜生石というのは土中に埋まっているのですね。
石の柵で囲まれ保護されています。この瓜生石にはいろんな言い伝えがあります。まずその名前の由来ですが、瓜が勝手に生えてツルが伸び、瓜が出来たから瓜生石、という説。あるいは、八坂神社の牛頭天王が瓜生山に降臨し、つぎにここに現れたから瓜生石、という説、などなどです。
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・[1095] 絶景かなドットコム 京都観光案内「モニュメント」ページに 京都「知恩院の瓜生石(うりゅうせき)」 を更新しました。
友禅苑は知恩院の境内にあり、友禅染の始祖、宮崎友禅生誕300年を記念して、1954年に造園された回遊式庭園です。
宮崎友禅はかつて三門のそばに住んでいたことが縁だそうです。
以前にライトアップされた夜の拝観をしたことがあるのですが、今回は明るい昼間の庭園見学です。
庭園の下半分は広々としています。一番下まで降りて振り返るとこんもりとした東山が借景となります。
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・[1094] 絶景かなドットコム 京都観光案内「東山区」ページに 京都「知恩院・友禅苑」 を更新しました。
そばの老舗の一つ「河道屋 養老」でランチましたのでレポートします。
場所は聖護院門跡の西側、丸太町通の一本北側「春日北通り」を、聖護院の西壁にそって北に入ったところです。聖護院の西門と向かい合わせ。
平日の少し早い時間でしたので一番乗り? 座敷席に案内されました。ゆったりとテーブルが配置されています。
注文したメニューはシンプルに、「天ざる」(¥1,400)。右上はそば湯。天ぷらは、海老が2尾、シシトウが2つ、そして海苔でした。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
・[1093] 絶景かなドットコム 京都観光案内「グルメ」ページに 京都グルメ、「河道屋 養老」の蕎麦を更新しました。
大きな神社仏閣には「七不思議」と呼ばれるものがあります。ここ北野天満宮の七不思議もそのひとつ。写真とともにご紹介したいと思います。なお更に詳しい説明は北野天満宮の公式ウェブサイトを御覧ください。
菅原道真が大事に襟にかけて所持していた仏舎利が、初雪の日に大宰府より飛来し、この松の枝にかかったという伝説があり、以来この松を「影向松」と呼ぶようになったそうです。現在でも初雪の日に「初雪祭」が行わます。天神様が降臨され雪見の歌を詠まれるのだそうです。硯と筆と墨がお供えされます。
三光門の正面に向かって右側、いくつか燈籠が並んでいますが、そのひとつが「大黒天の燈篭」です。手前から3番目の燈籠です。「大黒屋」を中心とする質商組合が1855年に奉納したのだそうです。
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・絶景かなドットコム 京都観光案内「上京区」ページに 京都、北野天満宮の七不思議 を更新しました。
一風変わった石仏をご紹介します。変わっているところはヘアースタイルです。どこにあるかといえば、京都の金戒光明寺、通称「黒谷さん」の墓地の中にあります。
最近、有名になったのでしょうか、墓地の入り口に案内板が出ていました。このアフロヘアーの仏像です。名前は「五劫思惟阿弥陀仏像」。なにも奇をてらってこのような髪型をしているわけではありません。通常、仏像の髪はちぢれっ毛ですが、こんなに長くありませんね。
この階段を登って行くと、途中の左手に「五劫思惟阿弥陀仏像」がおわします。
「五劫」とは古代インドの時間の単位。1辺が160kmの巨大な岩(巨大すぎる!)の上に、3年に一度天女が舞い降ります。そこで天女は羽衣で岩を撫でるのですが、それによって岩がすり減っていき、すべての岩がなくなってしまうまでの時間が1劫です。これも途方も無い長い時間。
詳しくは以下のリンクをご覧ください。
・[1092] 絶景かなドットコム 京都観光案内「モニュメント」ページに 京都、黒谷さん「アフロヘアの五劫思惟阿弥陀仏像」 を更新しました。